2008年7月4日金曜日

速報~これから発売・入荷する本(7月4日 Part2)

307061 『清代帝、后、妃陵寝営建修繕档案(全5冊)』  全国図書館文献縮微複製中心 96,600円
  本書は、清代の努爾哈赤から光緒帝までの歴代の皇帝及び葉赫那拉氏(努爾哈赤皇后)、慈禧、慈安など歴代の皇后や数多くの妃嬪・公主・阿哥・親王の陵寝の建造や修繕に関する下記の11種の档案資料を影印収録する。その内容は、盛京福陵・東陵・西陵の各陵墓の場所選定、陵寝の構成や配置、建築序列、例行歳修、清明や歳暮の祭祀、地宮・神路・殿宇・橋座・碑亭・明楼・宝頂・墻垣などの建造、琉璃・料件・杉木のサイズや料金見積、陵寝の建造に従事する労働者の賃金、歳修の順序や規定、陵寝建造の監督、着工と竣工の時期など多岐にわたり...(続き)

307050 『清季華工档案(全7冊)』  全国図書館文献縮微複製中心 134,400円
  華工とは、外国で肉体労働に従事する中国人を指す。清代前期、主に福建や広東出身の華工の渡航先は、ほぼ東南アジアに集中したが、鴉片戦争以降は、次第にペルー・キューバ・アメリカ・イギリス・フランス・ロシアなど多くの国に広がった。身を売る契約に調印させられ、西方殖民主義の餌食になった夥しい数の「契約華工」は、農場や鉱山で重労働を強いられ、多くの死亡者が出たが、各国の経済の発展に大きく寄与した。本書は、下記の清同治・光緒年間における政府各部門の華工関係の档案資料10種を影印収録する。これらの档案は、総理各国事務衙門など清政府の各部門の華工問題に関する陳・折・文・函・照会・交渉記録など数百点の資料を収録しており、その内容は、ペルー船による華工誘拐事件、「契約華工」の生活実態についての現地調査、華工の権益を守る条約の調印、華工募集契約の改訂、華工の待遇、華工の出国港、華工の口述や供述、華工の参戦などにわたる...(続き)

307060 『清代黄河河工档案(全2冊)』  全国図書館文献縮微複製中心 36,750円
  清代中期以降、黄河がしばしば氾濫し、首都北京以南の華北地区に大きな災害をもたらしたため、当時の清政府は、黄河の治水工事に大きな力を入れていた。本書は、下記の2種類の黄河治水工事に関する档案資料を影印収録する。 祥工引河匯稿(道光22年<1842年>写本、全4巻):河南巡撫・欽差大臣・河東河道総督らが,決壊した黄河河南祥符段堤防の修復工事及び新しい引水工事の進展状況などを道光帝に報告する奏稿・会奏・例価銷冊を収録...(続き)

307054 『清末辺境界務档案(全3冊)』  全国図書館文献縮微複製中心 54,600円
  鴉片戦争以降、清朝の衰退により、中国と周辺各国との国境地区におけるトラブルが多発し、中国の領土が列強に占領・蚕食された事件もしばしば起きていた。本書は、清咸豊・同治・光緒時期の辺境界務に関する秘密档案11種を影印収録する。いずれも当時の総理各国事務衙門・軍機処・吉林将軍・定辺将軍・特派勘界大臣・塔爾巴哈台参賛及び各国に派遣した特使のロシア・ベトナム・朝鮮・インドなどとの辺境界務に関する奏稿・文・札・片・書信・照会などであり、その内容は、ロシア人や朝鮮人による越境事件、中俄・中朝・中越・中印境界線の劃定、国境守備の増強などにわたる...(続き)

307053 『清末民初渉外礦務档案匯編(全9冊)』  全国図書館文献縮微複製中心 136,500円
  清末民初、列強は中国の鉱産資源を略奪するため、中国政府に様々な鉱山建設や鉱産採掘についての不平等条約の調印を迫っていた。本書は、当時の渉外礦務の档案資料33種を影印収録する。清総理各国事務衙門・河南巡撫・広東巡撫・広西巡撫・江西巡撫・山西巡撫・軍機処・南北洋大臣・理藩院・盛京将軍・黒竜江将軍・吉林都督・外務部・農工商部など重要な部門や高官の奏稿・会奏・文・函・電報及び仏・英・俄・日・徳などの国との交渉記録であり、その内容が渉外礦務の章程や契約、渉外礦山の探査・建設・採掘、諸国との交渉の経過、渉外礦山の所有権の回収などにわたるため、中国近代経済史とりわけの清末民初礦務史の研究にとってこれ以上ない貴重な資料である...(続き)

307052 『清末日俄戦争善後档案(全2冊)』  全国図書館文献縮微複製中心 42,000円
  1904年から1905年までに起きた日俄(日露)戦争は、中国とりわけ中国の東北地区に莫大な損害をもたらした。日俄戦争の善後について、ポーツマス講和会議や日清条約談判の期間中、清政府が中国の権益を守るため、列強と様々な交渉を繰り返した。本書は、日俄戦争の善後に関する清政府の档案資料14種を影印収録する。光緒末期の清総理各国事務衙門・軍機処・戸部・盛京将軍・北洋大臣・奉天将軍・吉林将軍・黒竜江将軍・庫倫大臣・山東巡撫・駐京大臣・三口通商大臣・総税務司など重要な部門や高官の奏折・片・書信及び日本公使やロシア公使と交わした照会などであり、その内容は...(続き)

304343 『中国陵墓雕塑全集(4)(両晋南北朝)』  陝西人民出版社 26,250円
  近年、南京地区及び陝西・河南・河北・山西などにある両晋南北朝の陵墓に対し行われた考古調査により、帝王・貴族・高官などの陵墓に神道石雕を設けることが、両晋南北朝の陵墓の大きな特徴であると判明した。北朝の墓葬から出土された石墓門・石棺椁・石棺床・行榻のレリーフは、仏教や祅教など外来文化の影響がはっきり見られ、民族融合期の多彩な文化現象が反映されている。本巻は、初公刊のものを含む代表的な両晋南北朝の陵墓彫刻256件(組)に関する300幅のカラー写真を、「石雕・石墓門」と「石葬具雕刻・墓内俑像」に分けて掲載し、両晋南北朝の陵墓の概貌を表す。巻頭には両晋南北朝の陵墓についての論文2篇、巻末には図版説明を付す。 

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