2011年12月13日火曜日

速報[12月13日③]~これから入荷・発売する本

 
355461 『郭沫若研究文献匯要(1920-2008)(全11冊)』
    上海書店 2012年12月刊 予価88,200円
 郭沫若誕生100周年に当たって刊行される本書は、1920年から2008年にかけて発表された1万余篇の郭沫若研究文献から精選された700余篇を、《総論》《史実》《交往》《思想文化》《詩歌》《戯劇》《小説散文中外文学比較》《歴史》《考古古文字》《教育新聞出版書信書法》《研究之研究》など11冊に分けて収録し、郭沫若研究にこの上ない利便を提供する。

355475 『明版閩刻十三経注疏(全8冊)』
    中国社会科学院歴史研究所文化室編 東方出版社 2011年8月刊 78,960円
 《周易》《詩経》《書経》《周礼》《礼記》《儀礼》《公羊伝》《穀梁伝》《左伝》《孝経》《論語》《爾雅》《孟子》など13種の儒家基本典籍を含む「十三経」に対する注疏は、古籍研究に必須の資料であるので、歴代にわたって多くの《十三経注疏》が刊行された。明代福建巡撫李元陽により刊行された宋代十行注疏本の重刻本は、初めて《十三経注疏》に音釈を加えたものであるため、清代における著名な学者阮元の《十三経注疏》刻本の底本となったほど学者たちに重視されている。本書は、日本の東洋文庫と京都大学に収蔵されている李元陽刊刻本を底本とし、国内の他の版本を参照して編纂された《十三経注疏》最善本である。

355479 『(万暦)順天府志(2函10冊)』
    [明]沈応文等纂修 中国書店 2011年8月刊 88,200円
 概ね現在の北京地区を管轄する明清時代の順天府は、当時の最も重要な行政区である。明万暦年間に編纂された《順天府志》は、《地理志》(金門図説・畿輔図説・京兆図記・沿革・疆域・形勝・風俗・山川・古迹)、《営建志》(城池・公署・学校・壇社・郵舎・寺観・創造)、《食貨志》(戸口・田賦・徭役・馬政・経費・物)、《政事志》(歴官・職掌・名宦・祠典・武備)、《人物志》(選挙・功烈・節孝・郷賢・隠逸・流寓・仙釈)、《芸文志》(碑刻・題咏)から構成される最も優れた《順天府志》と見なされている。本書は、その完全影印本。

355616 『瓜飯楼叢稿3馮其庸輯校集(全7冊)』
    馮其庸主編 青島出版社 2011年12月刊 予価67,200円
 本書は、中国《紅楼夢》研究学会会長である馮其庸の下記の作品を収録。
《重校〈八家評批紅楼夢〉》:清代の8人の大家の《紅楼夢》評批をまとめて収録し、《紅楼夢》研究に利便を提供。
《曹雪芹家世?〈紅楼夢〉文物図録》:《紅楼夢》関係の文物や文献資料の図録本を紹介し、曹雪芹の家庭情況を推測。
《蔣鹿潭年譜考略》《〈水雲楼詩詞〉輯校正》:晩清の淮海詞人蔣春霖の年譜に考訂を加え、その代表作《水雲楼詩詞》に整理・校勘を加える。
《重校〈十三楼吹笛譜〉》:晩清の淮海詞人丁至和の代表作《十三楼吹笛譜》に校訂を加える。


355614 『瓜飯楼叢稿1馮其庸輯校集(全16冊)』
    馮其庸主編 青島出版社 2011年12月刊 100,800円
 本書は、中国《紅楼夢》研究学会会長である馮其庸の著述《秋風集》《逝川集》《文心集》《春草集》《箭燭集》《墨縁集》《滄桑集》《漱石集》《解夢集》《中国文学史稿》《〈精忠旗〉箋証稿》《曹雪芹家世新考》《瓜飯楼詩詞草》を収録する。

355615 『瓜飯楼叢稿 2 馮其庸輯校集(全10冊)』
    馮其庸主編 青島出版社 2011年12月刊 予価119,700円
 本書は、中国《紅楼夢》研究学会会長である馮其庸の著述《瓜飯楼手批甲戌本〈石頭記〉》《瓜飯楼手批乙卯本〈石頭記〉》《瓜飯楼手批庚辰本〈石頭記〉》《瓜飯楼重校評批〈紅楼夢〉》を影印収録。

355624 『現代(全8冊)』
    施蟄存等主編 上海書店 2012年8月刊 予価126,000円
 1932年5月、上海の現代書局により創刊された施蟄存を主編とする文学誌《現代》月刊は、「純文学」を標榜し、大量の詩歌・小説・散文・戯曲脚本や翻訳作品を掲載し、民国時期文学史上において無視できない存在である。本書は、《現代》の完全影印本。

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