2013年7月22日月曜日
7月19日の新着和書~『日本人を対象とした旧「満洲」中国語検定試験の研究』『漫画家たちの「8・15」:中国で日本人の戦争体験を語る』他
「日中和平工作の記録:今井武夫と汪兆銘・蒋介石」
広中一成 今井貞夫 著 彩流社 2,625円
*それでも日中和平に賭けた男たちがいた――。終戦間際まで和平工作の道を探り続けた軍人、今井武夫(1898-1982、長野県生まれ。最終階級少将。栗林中将の同郷後輩)が遺した膨大な史料群(国立国会図書館憲政資料室寄託予定)から約800点もの写真資料を使用し、工作・戦争の経過をたどり、日中戦争泥沼化の核心を衝く。軍人今井のリアルで貴重な記録を一挙公開!
「大人の国語力がつく漢詩一〇〇選 /角川SSC新書」
守屋洋 著 角川マガジンズ 882円
「近代日本と石橋湛山:『東洋経済新報』の人びと」
松尾尊兌 著 東洋経済新報社 3,570円
「尖閣を奪え!中国の海軍戦略をあばく」
福山隆 著 潮書房光人社 1,995円
「中国型金融制度」
員要鋒 著 創土社 2,940円
「中国における日系煙草産業1905-1945」
柴田善雅 著 水曜社 4,410円
「日本人を対象とした旧「満洲」中国語検定試験の研究」
李素楨 著 文化書房博文社 6,090円
*旧「満州時代」日露戦争から「帝国」解体までの40年間にわたり実施された日本人向けの中国語能力検定試験の全容を、実在の資料を中心に冷静かつ客観的な視点から解明しようと試みた意欲作。戦時における日中関係の歴史の一面を文化的な視点から考察する。
「はじめての超カンタン中国語」
南雲大悟 著 駿河台出版社 1,575円
「パンダ飼育係」
阿部展子 著 角川書店 1,260円
「香港 /地球の歩き方 D09」
地球の歩き方編集室 編集 ダイヤモンド・ビッグ社 1,785円
「ママ、ごはんまだ?」
一青妙 著 講談社 1,470円
「漫画家たちの「8・15」:中国で日本人の戦争体験を語る」
石川好 著 潮出版社 1,785円
*“対立”から“友好”へ―――。ちばてつや、森田拳次、赤塚不二夫、水木しげる、北見けんいち、古谷三敏、やなせたかし、小島功、サトウサンペイ、松本零士、上田トシコ、バロン吉田など、100人のそうそうたる漫画家たちが描いた戦争体験漫画展が、緊張する中国各地で、大きな感動と共感の輪をひろげた!大宅賞作家が描く、日中関係の未来像。