2013年8月5日月曜日

8月3日の新着和書~『思想課題としての現代中国:革命・帝国・党』『図解篆刻講座:呉昌碩に学ぶ 1』『中国における報道の自由:その展開と命運』他

 
「相席で黙っていられるか:日中言語行動比較論/そうだったんだ!日本語」
    井上優 著 岩波書店 1,680円

「貴重典籍・聖教の研究」
    山本信吉 著 吉川弘文館 13,650円

「現代中国経済 有斐閣アルマ」
    丸川知雄 著 有斐閣 2,310円

「現代日本漢語の探究」
    野村雅昭 著 東京堂出版 13,650円

「広開土王碑拓本の新研究」
    古瀬奈津子 編 同成社 4,725円

「思想課題としての現代中国:革命・帝国・党」
    丸川哲史 著 平凡社 2,940円
  *現代中国にとって、領土や軍事力や党支配とはいかなる意味をもつのか、中国現代史の中に中国固有の「歴史的自意識」を探る。

「知れば知るほど恐ろしい中国史:華麗なる宮廷で行なわれた残虐の歴史 権謀術数渦巻く歴代中国王朝の全て」
    ダイアプレス 780円

「新結婚時代」
    王海鴒 著/陳建遠 加納安實 訳 日本僑報社 2,310円

「図解篆刻講座:呉昌碩に学ぶ 1」
    比嘉南牛 矢野萊山 著・編集/師村妙石 監修 鴎出版 2,730円
  *呉昌碩(1844-1927)は中国近代で最も優れた芸術家の一人で、古典を渉猟しながらも固定概念にとらわれることなく常に革新的な精神で創作し、現在でも多くの人々に愛好されている。本書は呉昌碩の自刻印45顆についてそれぞれ多くの図例を示しながら、細部にわたり丹念に解説。具体的な図による原印との比較検証を通じて一目で線の太細・余白・バランスの取り方等が理解できる。呉昌碩芸術の真髄を知ると共に創作にも活かせる、これまでにない画期的な篆刻の解説書。

「中国研究集刊 號号(第56号) 2013年6月」
    大阪大学中国哲学研究室編輯 2,000円

「中国における報道の自由:その展開と命運」
    孫旭培 著/高井潔司 西茹 及川淳子 魯諍 雷紫ウェン 訳 桜美林大学北東アジア総合研究所 3,500円
  *中国学術会ではタブーの<報道の自由>に中国の碩学が挑戦。メディア研究の視点から中国の病理をあばき出し民主化実現への道を切り開く。著者は人民日報記者、中国社会科学院新聞研究所所長、中科技大学特任教授などを歴任。

「中国に入っては中国式交渉術に従え!:外人・熟人・自己人を理解すれば失敗しない」
    平沢健一 安藤雅旺 著 日刊工業新聞社 2,100円

「中国文学 その人生の時」
    林田愼之助 著 創文社 3,675円

「超越国境」
    安西直紀 著/日台若者交流会 編/早川忠孝 監修 清水弘文堂書房 1,575円

「帝国としての中国[新版]:覇権の論理と現実」
    中西輝政 著 東洋経済新報社 1,575円

「敦煌の飲食文化/敦煌歴史文化絵巻」
    高啓安 著/高田時雄 監訳/山本孝子 訳 東方書店 2,520円
  *東西交流の中継地、敦煌には、東西南北からさまざまな食材が集まり、多様な調理法が導入され、それにともなう多様な食習慣も取り入れられてきた。本書は、20世紀初頭に敦煌莫高窟から発見された文書や石窟壁画などの資料を用いて、当時の人びとが口にしていた食べ物の種類・名称、調理法、食習慣および中国と西方の食文化の交流などを明らかにする。

「反日プロパガンダ」の読み解き方:歪められた歴史認識を正すために」
    川上和久 著 PHP研究所 1,680円

「勃興するアジアと日中関係」
    関西日中関係学会 神戸社会人大学 桜美林大学北東アジア総合研究所 編 桜美林大学北東アジア総合研究所 1,680円

「満洲におけるロシア人の社会と生活:日本人との接触と交流」
    阪本秀昭 編著 ミネルヴァ書房 8,400円