2011年8月25日木曜日

速報[8月25日③]~これから入荷・発売する本

 
348299 『清抄稿本奏議二十二種(全12冊)』
    全国図書館文献縮微複製中心 2011年刊 173,250円
 本書は、《霊岩奏稿》(畢沅撰)、《皇清奏議副本》(徐越・姚文然・徐旭齢撰)、《蔡太史奏稿》(蔡寿祺撰)、《賜錦堂江督奏疏稿》(牛鑑撰)、《河南守城保案奏稿》(黄賛湯撰)……(略)……など、清代の著名な人物の奏議22種を影印収録する。いずれも初刊行の稿本や抄本であり、その内容は、諌議・考績・科挙・軍政・刑法などの広範囲にわたり、清代の政治・軍事・社会・民生の研究にとって極めて貴重な一次資料と言える。

348300 『明人奏議十七種(全8冊)』
    全国図書館文献縮微複製中心 2011年刊 136,500円
 本書は、《再起奏草》(喬応甲撰)、《西垣奏草》(葉盛撰)、《奏牘》(凌義渠撰)、《奏牘》(郭正中撰)、《郊祀奏議》(夏言撰)……(略)……など、明代の著名な人物の奏議17種を影印収録する。その内容は、議政・諌錚・挙薦・弾劾・軍事管理・夷狄抗倭などに及び、いずれも明代の政治・経済・文化・軍事・民族などの分野の貴重な資料である。

348301 『清抄本曾国藩奏稿四種(全12冊)』
    [清] 曾国藩撰 全国図書館文献縮微複製中心 2011年刊 173,250円
 晩清の名臣曾国藩は、「奏議是人臣最要之事」と断言し、生涯にわたって夥しい数の奏議を書き記した。本書に影印収録されている《求闕斎奏疏》《山東剿捻奏稿》《曾文正公奏稿》《曾文正公奏議公牘》など4種の曾国藩奏稿は、曾国藩の才能やその奏稿の風格を表している。

348302 『稿本顨斎奏稿不分巻(全6冊)』
    [清] 翁同書撰 全国図書館文献縮微複製中心 2011年刊 126,000円
 翁同書(1810-1865)は、同治・光緒「両朝帝師」翁同龢の弟であり、貴州学政や侍読学士などを歴任した後、咸豊8年(1858年)、安徽巡撫に任命され、高級官僚となった。しかし、咸豊10年(1860年)に起こった「苗沛霖事件」の責任を問われ、翌年流刑を受け、伊犁に流された。同治3年(1864年)に再度起用され、陝西で回民起義軍を鎮圧する戦闘で大きな戦功を立てたが、同年、病死した。本書は、「皖北奏報」「邗上奏報」「会奏稿」など翁同書の奏稿を網羅的に収録し、清代後期の政治・経済・軍事・社会の研究に貴重な資料を提供する。

348303 『皇明留台奏議(全4冊)』
    全国図書館文献縮微複製中心 2011年刊 84,000円
 ……(略)……明万暦年間の南京太僕寺卿朱吾弼及び南京御史李雲鵠、蕭如松、孫居相等により編纂された《皇明留台奏議》は、君道・修省・好尚・儲貳・宗藩・厘正・臣職・国紀・時政・用人・援直・民隠・財儲・礦税・兵防・漕河・爵諡・挙劾・近幸・権奸など20の「門」に分け、正徳から万暦までの南京御史の奏疏を収録する。これらの奏疏の内容は、正史に記載さていない史事が多く含まれており、史料価値が高い。本書は、《皇明留台奏議》の完全影印本。

348304 『皇明奏議備選(全4冊)』
    [明] 秦駿生輯 全国図書館文献縮微複製中心 2011年刊 84,000円
 明代学者秦駿生により編纂された《皇明奏議》は、《経世集》《匡時集》《備変集》に分け、明代の奏議を数多く収録する重要な資料集である。《皇明奏議備選》は、《皇明奏議》の附録部分として「陳条時務」の奏疏を収録しているが、その後、《四庫全書》の編纂者たちに「空談浮議」と扱き下ろされ、処分の対象となり、読者の目に触れることは殆どなかった。本書は、明万暦33年刻本《皇明奏議備選》の完全影印本として、明史研究に貴重な資料を提供する。

348305 『皇明奏疏類抄(全12冊)』
    [明] 汪少泉輯 全国図書館文献縮微複製中心 2011年刊 173,250円
 明代学者汪少泉により編纂された《皇明奏疏類抄》61巻は、君道・聖学・法祖・儲武・宗藩・宮闈・巡游・命令・差遣・好尚・修省・弼違・時政・貢献・厘弊・国是・風紀・挙劾・援直・優礼・儀礼・爵諡・風俗・綱常・忠孝・財計・民隠・輿図・江防・辺事・征討・武備・河渠・漕運・通商・茶馬・暦律・刑獄・枉抑・近幸・権奸など41の「類」に分け、明景泰・弘治・正徳・嘉靖・隆慶年間の奏疏を大量に収録する重要な資料集である。本書は、明万暦16年刻本《皇明奏疏類抄》の完全影印本。

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