2013年7月1日月曜日

6月29日の新着和書~『安禄山:「安史の乱」を起こしたソグド人』『ジョークで学ぶ「大人の中国語」』他


「安禄山:「安史の乱」を起こしたソグド人/世界史リブレット人」
    森部豊 著 山川出版社 840円
  *唐朝を大いに乱し,その後の唐の衰退のきっかけをつくったとイメージされる安禄山。しかし中国史の枠から離れてみると,ダイナミックな彼の人生が浮かび上がってくる。東ユーラシアに広がるソグドネットワークを利用した情報収集力と蓄財力。そして突厥の有力氏族の血を引くことを背景に,聖俗両面の権威をもって遊牧諸族を統率する力。8世紀の東ユーラシアの歴史の動きのなかで,安禄山をとらえなおしていく。

「激動!!北朝鮮・韓国そして日本 歴史的必然と日本の選択」
    重村智計 著 実業之日本社 1,470円

「こんなに強い!日本の国防力:マンガと最新データ、写真、図解で自衛隊の強さを大解剖!」
    東アジア軍事問題調査会 編著 イースト・プレス 680円

「知ってるようで知らなかった漢字の意味」
    進藤英幸 監修 高井ジロル 著 二見書房 1,260円

「支配への競争 米中対立の構図とアジアの将来」
    アーロン・L・フリードバーグ 著 佐橋亮 監訳 日本評論社 3,150円

「重重:中国に残された朝鮮人日本軍「慰安婦」の物語」
    安世鴻 著/植田祐介 訳 大月書店 2,625円

「ジョークで学ぶ「大人の中国語」」
    劉少英 李成達 著 東京図書出版 1,050円
  *本書には現代中国文化、中国の現状・生活習慣をユーモラスに、或いは風刺的な角度から書いた文章を集めました。中国語の香りや教室では教師が口にしないような言葉、庶民の「生きた言葉」にも触れることができ、笑いながら楽しく中国語を学んでいくことができます。

「尖閣防衛戦争論」
    中川八洋 著 PHP研究所 1,575円

「老子 訳注:帛書「老子道徳経」」
    小池一郎 著 勉誠出版 3,360円