2014年8月21日木曜日

8月21日の新着書~『戦前外地の高校野球:台湾・朝鮮・満洲に花開いた球児たちの夢』他

 
【国内書】

「怖ろしすぎる中国に優しすぎる日本人」
    坂東忠信 著 徳間書店 1,200円+税

「関東大震災と中国人:王希天事件を追跡する/岩波現代文庫」
    田原洋 著 岩波書店 1,180円+税

「植民地 台湾で上映された映画 1935(昭和10)年~1945(昭和20)年 増補改訂版」
    川瀬健一 編 東洋思想研究所 13,000円+税

「植民地 台湾で上映された映画 1899(明治32)年~1934(昭和9)年 改訂版」
    川瀬健一 編 東洋思想研究所 13,000円+税

「書物学 第3巻 小特集:書物とエロス」
    勉誠出版 1,500円+税

「戦前外地の高校野球:台湾・朝鮮・満洲に花開いた球児たちの夢」
    川西玲子 著 彩流社 2,800円+税
  *台湾を軸に、大陸(満洲・朝鮮)も含めた戦前・戦中の中等・高等学校野球史を貴重な資料をもとに辿る。 1931年、甲子園大会の決勝は嘉義農林と中京商業。嘉義は高砂族、日本人、台湾人で組織されたチーム。監督は松山商業の監督だった近藤兵太郎。試合終了後近藤は新聞記者の取材に答え、「われわれは台北のチームとは違う。台北は全員が台湾在住の政府関係者や企業人たちの日本人子弟。嘉農は日本人、台湾人、原住民の三者の混成チーム。南部が台北より強くなったというだけではない。私は三者一体の嘉農精神を教えているのです」と語った。それまで台湾大会では台北一中、台北商業等が甲子園大会に出場。台湾南部が初めて台湾代表になった時には地元は興奮の渦に包まれた。

「愉しい中国茶の世界」
    王亜雷他編 中日文化研究所 463円+税

「中国国境:熱戦の跡を歩く/岩波現代全書」
    石井明 著 岩波書店 2,400円+税

「内陸アジア言語の研究 29」
    中央ユーラシア学研究会 2,500円+税

「米軍と人民解放軍 米国防総省の対中戦略」
    布施哲 著 講談社 880円+税

「早稲田文学 2014年秋号」
    早稲田文学会 編 筑摩書房 1,400円+税
  *閻連科・作『炸裂志』の翻訳連載スタート!(訳・解説 泉京鹿)


【輸入書】

390301 「北京六環地図(2014)」
    祁彩梅、趙佩 責任編輯 中国地図出版社 700円+税

387693 「沖繩食玩買終極天書(14-15全新Update版)(總第18版)」
    陳小敏 長空出版有限公司 3,240円+税

388583 「香港(2015)」
    孫啓元 主編 郭良蕙新事業有限公司 2,640円+税