【催事情報】
小社に寄せられた、中国関係のイベント・シンポジウムなどの情報をご紹介いたします。最新の情報はコチラでご確認ください。
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■辛亥革命百周年記念東京会議
~グローバルヒストリーの中の辛亥革命
▼会期:12月3日(土)、4日(日)
▼会場:東京大学駒場キャンパス 数理科学研究科棟・18号館
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_17_j.html
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_27_j.html
▼入場無料
▼日英同時通訳あり
▼主催:辛亥革命百周年記念日本会議組織委員会
URL:http://www.shingai100japan.jp/index.html
後援:日本学術振興会/りそなアジア・オセアニア財団/国際交流基金/渋沢栄一記念財団/社会科学国際交流江草基金/交流協会/笹川平和財団 ほか
▼プログラム:
[12月3日(土)] 13:00-18:00
【全体会(1)】 13:00-15:00 於:数理科学研究科棟[日中英同時通訳]
司会:飯島渉(青山学院大学)
[開会の辞]
山田辰雄(慶應義塾大学名誉教授)
[基調講演]
狹間直樹(京都大学名誉教授)「東アジアにおける“共和”思想の形成――辛亥革命100周年によせて」
桑兵(中山大学)「辛亥時期の知識と制度の転換」
唐啓華(国立政治大学)「北洋派と「辛亥革命」」
ジョセフ・エシェリック(カリフォルニア大学サンディエゴ校)「辛亥革命再考――1911年を中心に」
【分科会(1)政治制度の形成と変動】 15:30-17:30 於:数理科学研究科棟[日中英同時通訳]
司会:田中比呂志(東京学芸大学)
報告:
金子肇(下関市立大学)「政治的統合の隘路──民国初年の改革と政争」
劉世龍(四川大学)「白話文と社会動員──清末の四川保路運動を例に」
小川唯(明海大学)「20世紀初頭における教育議会構想」
コメント:裴京漢(新羅大学校)、茂木敏夫(東京女子大学)
【分科会(2)自由論題】 15:30-17:30 於:18号館[英語/日本語、通訳なし]
司会:深町英夫(中央大学)
報告:
モニカ・デ・トニ(トリノ大学)「中国における自治と1911 年――四川省における政治参加をめぐる革命と連続」
福士由紀(総合地球環境学研究所)「公衆衛生と都市社会――上海ペスト騒動(1910)を中心に」
オチル・オユンジャルガル(モンゴル国立大学)「ボグド・ハーン政権の北京駐在モンゴル王公への対応――親王ナヤントを例に」
阿部由美子(東京大学・院)「辛亥革命後における北京満洲人社会の連続と非連続」
コメント:ジョセフ・エシェリック(カリフォルニア大学サンディエゴ校)、辛圭煥(延世大学校)、二木博史(東京外国語大学)、江夏由樹(一橋大学)
[12月4日(日)] 09:00-18:00
【分科会(3)民族・版図・領土をめぐる相克】 09:00-11:00 於:数理科学研究科棟
[日中英同時通訳]
司会:吉開将人(北海道大学)
報告:
橘誠(日本学術振興会)「辛亥革命と「モンゴル」――独立か、立憲君主制か、共和制か」
ジェイムズ・レイボルド(ラ・トローブ大学)「辺境の吸収――辛亥革命と中国の民族的辺境を映す三枚の鏡」
小林亮介(日本学術振興会)「辛亥革命前後の「チベット」――領域画定をめぐるアポリア」
コメント:杉山清彦(東京大学)、小沼孝博(学習院大学)
【分科会(4)辛亥革命期のジェンダー再編】 09:00-11:00 於:18号館[中国語、通訳なし]
司会:吉澤誠一郎(東京大学)
報告:
程美宝(中山大学)「男たれ!――民国期上海の精武会における近代的男性性と民族主義の課題」
須藤瑞代(日本学術振興会)「民国初期の節婦烈女」
デュシカ・リスティヴォイェヴィチ(中央ヨーロッパ大学)「消えゆく媒介者――『女学報』(1898)と近代女性」
コメント:高嶋航(京都大学)、イェ・ウェンシン(カリフォルニア大学バークレー校)
【分科会(5)地域からみる清末民初という時代】 11:15-13:15 於:数理科学研究科棟
[日中英同時通訳]
司会:高田幸男(明治大学)
報告:
山田賢(千葉大学)「「善」と革命――清末民国初期における四川省の地方社会」
巫仁恕(中央研究院)「民変から革命へ――近世都市社会の抗争から近代的革命の完成へ」
宮原佳昭(南山大学)「辛亥革命前後の地方教育界――湖南省を中心に」
コメント:馬敏(華中師範大学)、藤谷浩悦(東京女学館大学)
【分科会(6)自由論題】 11:15-13:15 於:18号館 [日本語、通訳なし]
司会:飯島渉(青山学院大学)
報告:
ボルジギン・フスレ(昭和女子大学)「内モンゴルにとっての辛亥革命」
佐野実(一橋大学)「利権回収運動と辛亥革命――滬杭甬鉄道をめぐる中央、地方、列強の対立から」
古泉達矢(東京大学・院)「20 世紀初頭の香港におけるアヘン小売制度の転換について」
小池求(東京大学・院)「醇親王の使節外交の展開と対独接近政策(1909-11)――中独関係の視点から」
コメント:中見立夫(東京外国語大学)、千葉正史(東洋大学)、新村容子(岡山大学)、
浅田進史(首都大学東京)
昼食・休憩 13:15-14:00
【分科会(7)近代移行期の中国ビジネス】 14:00-16:00 於:数理科学研究科棟
[日中英同時通訳]
司会:久保亨(信州大学)
報告:
富澤芳亜(島根大学)「民国初期における企業関連法の整備と日系企業の活動」
朱蔭貴(復旦大学)「辛亥革命前後の中国経済――経済構造の連続性と断絶性」
エリザベス・コール(ハーバード・ビジネス・スクール)「改革下のビジネス――1911年前夜における企業経営の実態と市場制度の構造」
コメント:リンダ・グローブ(上智大学)、柳沢遊(慶應義塾大学)
【分科会(8)日本から見た辛亥革命】 14:00-16:00 於:18号館[日本語、通訳なし]
司会:家近亮子(敬愛大学)
報告:
櫻井良樹(麗澤大学)「革命のインパクトと日本」
黄自進(中央研究院)「日本人の辛亥革命認識――「火事場泥棒」と「和衷協同」との間の論争」
川島真(東京大学)「長崎から見た辛亥革命」
コメント:木村昌人(渋沢栄一記念財団)、趙軍(千葉商科大学)
【全体会(2)】 16:15-18:00 於:数理科学研究科棟[日中英同時通訳]
司会:村田雄二郎(東京大学)
〈総括発言〉
馬敏(華中師範大学)「辛亥革命前後の中、日、米商人の往来とその影響――辛亥革命における多元文化交渉の意義」
黄克武(中央研究院)「辛亥革命と民国百年――台湾からの視点」
イェ・ウェンシン(カリフォルニア大学バークレー校)「中産階級と革命」
久保田文次(日本女子大学名誉教授)「辛亥革命100周年記念東京会議を振り返って」
【関連イベント】
■辛亥革命百周年記念特別講演会
▼日時:12月2日(金) 16:00-18:00
▼会場:東洋文庫
〒113-0021 東京都文京区本駒込2-28-21
http://www.toyo-bunko.or.jp/about/access.html
▼日中・日韓逐次通訳
▼講演内容:
司会:高田幸男(明治大学)
王建朗(中国社会科学院)「逆境の中の守りと前進――新発見史料より南京臨時政府の外交を見る」
裴京漢(新羅大学校)「東アジア史上の辛亥革命」
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