2013年5月7日火曜日

[催事情報] 第125回 懐徳堂春季講座 「さまざまな〈在日〉文学――日本語文学の可能性――」(5/19~5/21)

 
【催事情報】
小社に寄せられた、中国関係のイベント・シンポジウムなどの情報をご紹介いたします。最新の情報はコチラでご確認ください。

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■第125回 懐徳堂春季講座
 さまざまな〈在日〉文学――日本語文学の可能性――


日本語が日本人だけのものではないのと同じように、日本語による文学も日本人だけのものではありません。読み手においてそうであるばかりでなく、書き手においても同様です。そこで、本講座では、在日外国人の書き手による日本語文学を〈在日〉文学と捉えたうえで、その世界にさまざまな角度から迫ってみたいと思います。
〈在日〉文学というと、まずは在日コリアンの文学が思い浮かびますが、在日華僑の書き手を逸することはできませんし、ニューカマーの書き手も活躍中です。そのようなテーマの広がりを踏まえ、本講座では、気鋭の研究者お二人に在日コリアン・在日華僑の文学を読み解いていただくのに加えて、アメリカ出身の詩人アーサー・ビナードさんにおいでいただき、日本語での創作について語っていただくことにいたしました。
日本語文学のはらむ豊かな可能性に、〈在日〉文学という入り口から分け入ってみませんか? 多くの方の受講をお待ちしています。

▼テーマ・講師・日時:
  [第一日]「詩人金時鐘(キム シジョン)と「クレメンタインの歌」―〈在日〉60年の詩心にふれて―」
    細見和之(大阪府立大学教授)」
    5月19日(日) 13:30-15:00(受付 12:45~)
  [第二日]邱永漢(キュウ エイカン)・陳舜臣(チン シュンシン)と見えない国境線―在日華僑文学の系譜と現在―」
    樋口 大祐(神戸大学准教授)」
    5月20日(月) 18:30-20:00(受付 17:45~)
  [第三日]「アーサーの「言の葉食堂」へいらっしゃい」
    アーサー・ビナード(詩人)
    5月21日(火) 18:30-20:00(受付 17:45~)
  ※都合により、講座内容・時間等が変更になることがあります。ご了承ください。
▼場所:大阪大学中之島センター 10階佐治敬三メモリアルホール
  〒530-0005 大阪市北区中之島4-3-53
  http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php
▼参加費:会員 3日間500円/一般 3日間1,000円 ※賛助会員無料
▼申込方法:懐徳堂記念会事務局(下記)まで、受講希望日・住所・氏名・電話番号を電話・FAX・ハガキ・メールにてご連絡ください。
  5月15日(水)締切 先着150名様(定員になり次第締切とさせていただきます)
▼お申込・お問合せ先:
  (財)懐徳堂記念会事務局
  〒560-8532 大阪府豊中市待兼山町1-5 大阪大学文学部内
  TEL:06-6843-4830/FAX:06-6843-4850
  E-mail:kaitokudo@let.osaka-u.ac.jp
  URL:http://www.let.osaka-u.ac.jp/kaitokudo/index.html

>>> ポスター
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