2013年5月10日金曜日

速報[5月10日①] これから入荷・発売する本~『中華大典 文献目録典・文献学分典・注釈総部』『徐志摩全集』他

 
375841 『燕行録全編(第3輯)(全10冊)』
    弘華文主編 広西師範大学出版社 2013年5月刊 予価210,000円
 《燕行録全編》……(略)……の形式は、日記・詩歌(紀行詩、唱和詩、送別詩)・奏折・状啓(秘密報告書)・書信など様々であり、その大半は、中国には存在しないため、13世紀から20世紀初頭までの700余年にわたる中韓交流についての第一級の史料と言える。本書は、《燕行録全編》の影印本。第3輯は、下記のものを収録。...(続き)

375842 『中華大典・文献目録典・文献学分典・注釈総部(上下)』
    広西師範大学出版社 2012年12月刊 50,400円
 《中華大典・文献目録典》は、《文献学分典》《古籍目録分典》の二部分で先秦から清末までの夥しい数の典籍に散在している文献校注や古籍目録著録に関する重要な資料を網羅的に収録する。《文献学分典》は、《文献総論総部》《目録総部》《版本総部》《校勘総部》《注釈総部》《辨偽総部》《輯佚総部》《典蔵総部》《流通総部》から構成される。《注釈総部》は、総論・注釈体例・注釈内容・注釈名著など4つの「部」に分け、古代典籍の注釈関係の資料を収録するほか、大量の注疏文献を引用し、注釈文献の体裁や内容を説明する。

375860 『論語集注補正述疏(附《読書堂答問》)(全3冊)』
    [清]簡朝亮 著/唐明貴、趙友林 校注 華東師範大学出版社 2013年3月刊 8,547円
 《論語集注補正述疏》は、清末・民国の儒学者簡朝亮(1852-1933)が《論語》を講義した際の教案であり、氏の没後、弟子たちが整理・編纂を加えて刊行した。冒頭部分は《論語》及び朱熹の《論語集注》の全文であり、その次は様々な《論語》研究の著述の観点や前人の研究成果を踏まえ、「述曰」の方式で《論語集注》を補足するほか、《論語》の一部の文字の正しい読み方を説明する。《読書堂答問》は、簡朝亮が弟子たちの質問に対し回答した256条を収録する。本書は、《論語集注補正述疏》(附《読書堂答問》)の整理校註本である。《清人経解叢編》シリーズの1点。

375760 『徐志摩全集(全6冊)』
    徐志摩著 中央編訳出版社 2013年3月刊 32,130円
 ……(略)……《徐志摩全集》は、6つの輯に分け、徐志摩の作品を網羅的に収録する。各輯の収録内容は下記の通り。...(続き)

375706 『神農本草経新疏(上下)』
    張宗祥撰/鄭紹昌標点 上海古籍出版社 2013年4月刊 8,547円
 ……(略)……張宗祥が清顧観光の《重輯神農本草経》を底本とし編纂した《神農本草経新疏》は、巻頭の総論部分は、《神農本草経》の時代や各家の編纂本の概況を論述し、本文部分は、《神農本草経》の上中下三品・365種の薬物の体裁に沿い、各薬物の名称・別名・産地・性味・功能・主治・異同・真偽などを紹介する《神農本草経》研究の力作である。本書は、《神農本草経新疏》の標点本。

375655 『海南植物名録』
    楊小波主編 科学出版社 2013年3月刊 9,702円
 本書は、序言・前言・蕨類植物門・種子植物門・裸子植物亜門・被子植物亜門・双子葉植物綱・単子葉植物綱・参考文献・科、属、種中文名索引・科、属拉丁文名索引などの部分に分け、名録の形式で海南島の野生及び栽培維管植物285科・1,875属・5,860種を紹介する。その内訳は、木本植物2,668種・草本植物2,718種・藤本植物474種となる。

375657 『江西姫蜂志』
    盛茂領、孫淑萍、丁冬蓀 等 編著 科学出版社 2013年1月刊 11,434円
 姫蜂(ヒメバチ)は、膜翅目のみならずすべての節足動物の中でも最大級の種多様性を誇る巨大な分類群である。本書は、224幅のカラ―写真及び多くの形態特徴図を配し、中国の姫蜂の主要な生息地江西省地区の姫蜂科25亜科・175属・372種や亞種を紹介する。その中、新種70種・中国新記録属7属・中国新記録種8種・江西新記録族5族・江西新記録属38属・江西新記録種72種が含まれている。英文摘要・主要参考文献・中名索引・学名索引・寄主中名索引・寄主学名索引を付している。