2013年12月6日金曜日

12月5日の新着書~『張華の博物誌』『チベット文学の現在 ティメー・クンデンを探して』他

 
【和書】

「アジアからみたグローバルヒストリー:「長期の18世紀」から「東アジアの経済的再興」へ」
    秋田茂 編著 ミネルヴァ書房 4,725円

「アジア諸国の子ども・若者は日本をどのようにみているか 韓国・台湾における歴史・文化・生活にみる日本イメージ」
    加賀美常美代 編著 明石書店 2,520円

「新しい論語 ちくま新書」
    小倉紀蔵 著 筑摩書房 924円

「英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄/祥伝社新書」
    ヘンリー・S・ストークス 著/藤田裕行 訳 祥伝社 840円

「尖閣問題Q&A:事実を知って、考えよう」
    岸本和博 著 第三書館 1,680円

「中国人の心を動かした「日本力」」
    段躍中 編 日本僑報社 2,100円

「中国という蟻地獄に落ちた韓国」
    鈴置高史 著 日経BP社 1,470円

「地球の歩き方 D11 2014~2015年版 台北」
    地球の歩き方編集室 編集 ダイヤモンド・ビッグ社 1,575円

「張華の博物誌」
    張華 著/小澤建一 訳注 ブイツーソリューション 2,100円
  *アジア最初の博物学的著作。六朝時代に出現した博物誌。この荒唐無稽な記録は、古代ローマのプリニウスをも凌ぐだろう。神秘主義を背景にして、張華の近代科学以前の視点と、想像力が生んだ幻想世界が、書物の形になった。後の、宋代の李石や明代の董斯張の博物誌の原点となる。

「チベット文学の現在 ティメー・クンデンを探して」
    ペマ・ツェテン 著、チベット文学研究会 編/星泉、大川謙作 訳 勉誠出版、3,150円
  *近代化による新しい文化と、伝統的なチベット文化の狭間で揺れながら生活する若者たちの「いま」を描く、チベット現代作家の作品集。同級生が突然高僧の転生と認定された少年の物語「ウゲンの歯」、羊飼いの少年とアメリカ人の出会いを描く「八匹の羊」、役者を探す旅に出た映画監督の放浪劇「ティメー・クンデンを探して」など、11作品を収める。

「帝国以後の人の移動 ポストコロニアリズムとグローバリズムの交錯点」
    蘭信三 編著 勉誠出版 12,600円

「ドイツで、日本と東アジアはどう報じられているか?/祥伝社新書」
    川口マーン惠美 著 祥伝社 840円

「日中韓の生涯学習:伝統文化の効用と歴史認識の共有」
    相庭和彦、渡邊洋子 編著 明石書店 3,780円

「日本軍「慰安婦」にされた少女たち」
    石川逸子 著 岩波書店 882円

「万人坑を訪ねる 満州国の万人坑と中国人強制連行」
    青木茂 著 緑風出版 2,625円


【輸入書】

381282 「鉄道新旅 3 縦貫線南段(典蔵版)」
    古庭維、呉文豪、柯凱仁 等 台湾遠足文化 3,591円