2014年10月14日火曜日

10月12日の新着和書~『革命のつくり方 台湾ひまわり運動─対抗運動の創造性』『「日中歴史共同研究」報告書 1・2』他

 
「描かれた倭寇 「倭寇図巻」と「抗倭図巻」」
    東京大学史料編纂所 編 吉川弘文館 2,500円+税

「憂う!わが国の文教政策」
    吹野安 著 明徳出版社 1,100円+税

「革命のつくり方 台湾ひまわり運動─対抗運動の創造性」
    港千尋 著 インスクリプト 2,200円+税
  *2014年3月、台湾で起きた学生による台湾立法院(国会)占拠。国民党政権による中国とのサービス貿易協定の締結強行に端を発したこの事件は、代表制民主主義への危機感を背景にたちまち全土に拡がり、3月30日には台北で50万人規模のデモ、また運動の拡大は台湾第四原発をも建設停止に追い込んだ。この「ひまわり運動」=〝革命〟の現場に立ち会い、立法院の中にとどまりつづけた港千尋による、カラーを含む多数の写真を交えた克明なレポート。非暴力と組織力によって歴史に残る成功例となった、若者たちによる「ひまわり運動」の詳細を記録し、これからの対抗運動の創造的なありかたを伝える希望の書。

「家庭で楽しむ薬膳レシピ」
    辰巳洋 監修 緑書房 2,800円+税

「現代語訳景岳全書 伝忠録」
    張景岳 著/伴尚志 訳 たにぐち書店 4,000円+税

「現代語訳景岳全書 脉神章」
    張景岳 著/伴尚志 訳 たにぐち書店 3,000円+税

「現代語訳景岳全書 傷寒典」
    張景岳 著/伴尚志 訳 たにぐち書店 3,000円+税

「境界史の構想 日本歴史私の最新講義」
    村井章介 著 敬文舎 2,400円+税

「迫りくる「米中新冷戦」 日本と世界は大動乱の時代を迎える」
    古森義久 著 PHP研究所 1,600円+税

「全訳論語」
    山田史生 著 東京堂出版 1,800円+税

「孫文 新装版/Century Books 人と思想」
    横山英、中山義弘 共著 清水書院 1,000円+税

「たった独りの外交録 中国・アメリカの狭間で、日本人として生きる」
    加藤嘉一 著 晶文社 1,500円+税

「中国古代車馬の考古学的研究」
    趙海洲 著/岡村秀典 監訳/石谷慎、菊地大樹 訳 科学出版社東京 7,400円+税

「中国人女子と働いたらスゴかった」
    小道迷子 漫画/渡邉豊沢 原案 幻冬舎 1,100円+税

「中国人物伝 2 反逆と反骨の精神 三国時代-南北朝」
    井波律子 著 岩波書店 2,800円+税

「中国の庭、台湾の庭」
    緒方賢一 著 中国文庫 2,500円+税

「唐代勅撰類書初探」
    大渕貴之 著 研文出版 4,500円+税

「日・韓・中トンデモ本の世界」
    と学会、水野俊平、百元籠羊 著 サイゾー 1,500円+税

「日韓漢文訓読研究」
    藤本幸夫 編 勉誠出版 10,000円+税

「「日中歴史共同研究」報告書 1 古代・中近世史篇」
    北岡伸一、歩平 編 勉誠出版 6,000円+税

「「日中歴史共同研究」報告書 2 近現代史篇」
    北岡伸一、歩平 編 勉誠出版 4,500円+税
  *2006年から2009年にかけて実施された日本と中国のはじめての歴史共同研究。その成果を忠実に公開。歴史認識の違いを乗り越え、未来を見つめるために、いまこそ歴史を学ばなくてはならない。
日中交流を全般的に考えると同時に、日中両国の東アジア地域史と世界史における地位と影響を考究する「古代・中近世史篇」、1931年から1945年にかけての戦争を中心に据え、それぞれの開国から日本の敗戦までの諸問題を整理する「近現代史篇」の2巻からなる。

「日清・日露戦争をどう見るか 近代日本と朝鮮半島・中国 NHK出版新書」
    原朗 著 NHK出版 780円+税

「ハルビン駅へ 日露中・交錯するロシア満洲の近代史」
    ディビッド・ウルフ 著/半谷史郎 訳 講談社 2,500円+税

「肥満 梟雄安禄山の生涯」
    東郷隆 著 エイチアンドアイ 1,800円+税

「李世民 上 玄武篇 日経文芸文庫」
    塚本青史 著 日本経済新聞出版社 750円+税

「李世民 下 貞観篇 日経文芸文庫」
    塚本青史 著 日本経済新聞出版社 750円+税