2014年10月27日月曜日

10月25日の新着和書~『詩文往還 戦後作家の中国体験』『北京大学と清華大学 歴史、現況、学生生活、優れた点と課題』他


「旧日本陸海軍の生態学 組織・戦闘・事件 中公選書」
    秦郁彦 著 中央公論新社 3,200円+税

「狂暴国家中国の正体 扶桑社新書」
    楊海英 著 扶桑社 760円+税

「国家と秘密 隠される公文書 集英社新書」
    久保亨、瀬畑源 著 集英社 720円+税

「詩文往還 戦後作家の中国体験」
    張競 著 日本経済新聞出版社 2,600円+税
  *憧憬と失望、反発と友情。自由に書けない明るい国。大陸に赴き、現地の人と縁を結び、その経験を作品にも著してきた日本人作家の中国観に、背景を知り尽くした比較文学研究者が迫る。戦後70年、もつれきった日中関係を冷静に見つめ直すためにも時宜を得た文化関係論。 [目次]武田泰淳の好奇心/堀田善衞の上海/谷崎潤一郎の友情/開高健の問い …他

「台湾と日本人 洋泉社MOOK」
    洋泉社 1,200円+税

「北京大学と清華大学 歴史、現況、学生生活、優れた点と課題」
    林幸秀 著 丸善プラネット 1,200円+税
  *経済の急激な拡大に伴い、中国の大学は発展している。本書では、中国の最高学府である北京大学と清華大学に焦点を当て、両大学の歴史、現況、そこで学ぶ学生の日常生活、教員インタビューで得られた両大学の優れた点と課題を記述した。その上で、欧米や日本のトップ大学との比較を行い、両大学の科学技術力の現状を分析した。今後、これら中国の大学の動向を十分に把握し、どのように競争・協力していくかを考える必要があろう。

「本気で学ぶ中国語作文」
    趙玲華 著 ベレ出版 2,000円+税

「満洲帝国 満鉄・満映・関東軍の謎と真実 洋泉社 MOOK」
    洋泉社 1,200円+税

「南シナ海中国海洋覇権の野望」
    ロバート・D・カプラン 著/奥山真司 訳 講談社 1,800円+税
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ただいま東方書店では、「中国書画関連書籍フェア」を開催中です(10/1~11/3)。
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