2015年6月15日月曜日

6月12,13日の新着和書~『孔子と魯迅:中国の偉大な「教育者」』『日本と中国、「脱近代」の誘惑:アジア的なものを再考する』他

 
「母ちゃんの脱出:満州崩壊-沖縄の琴は朝鮮にひびいた」
    仲里三津治 著 現代書館 1,600円+税

「月下上海/文春文庫」
    山口恵以子 著 文藝春秋 600円+税

「孔子と魯迅:中国の偉大な「教育者」/筑摩選書」
    片山智行 著 筑摩書房 2,052円+税
  *古代の混沌を生きた孔子は人間性の確立を、近代の矛盾に立ち向かった魯迅は国民性の改革をめざした。国家と社会の「教育」に生涯を賭けた彼らの思想と行動を描く。

「刺客荊軻/日経文芸文庫」
    塚本青史 著 日本経済新聞出版社 900円+税

「週末台北のち台湾一周、ときどき小籠包/幻冬舎文庫」
    吉田友和 著 幻冬舎 650円+税

「中国グローバル化の深層:「未完の大国」が世界を変える/朝日選書」
    デイビッド・シャンボー 著/加藤祐子 訳 朝日新聞出版 1,800円+税

「中国・杭州西湖物語」
    杭州市文化局 編/小出貫暎 訳 静岡新聞社 1,100円+税

「日本人と台湾:四百年の交流から探る友好の歴史」
    歴史REAL編集部 編 洋泉社 1,800円+税

「日本と中国、「脱近代」の誘惑:アジア的なものを再考する」
    梶谷懐 著 太田出版 2,200円+税
  *日中の安全保障上の緊張と、いま復活しつつある脱近代の思想「アジア主義」は無縁でない!グローバル資本主義にかえて「脱近代による救済」を訴え、「八紘一宇」や「帝国の復権」が露出する時代に、社会の息苦しさの原因を「外部」に求めない思想と行動の探究。現代中国経済研究の俊英が、日中・東アジアの現在と未来を語った渾身の論考。

「羅什の『老子注』の研究」
    栂野茂 著 三恵社 1,111円+税

「経方医学 5」
    江部洋一郎、宗本尚志 著 東洋学術出版社 3,400円+税

「周縁からの市場経済化」
    堀口正 著 晃洋書房 3,500円+税

「戦後日本のアジア外交」
    宮城大蔵 編著 ミネルヴァ書房 3,000円+税

「大正政変」
    小林道彦 著 千倉書房 5,800円+税

「中国儒教の貞操観」
    魏則能 著 桜美林大学北東アジア総合研究所 3,000円+税

「内陸アジア史研究 第30号」
    内陸アジア史学会 3,000円+税

「你不明白 あなたは知らない」
    温又柔 著/黄耀進 訳 200円+税

「東アジアの軍事情勢はこれからどうなるのか」
    能勢伸之 著 PHP研究所 800円+税

「南シナ海の領土問題」 
    
浦野起央 著 三和書籍 8,800円+税

「薬膳上手は生き方上手」
    中村きよみ 著 論創社 1,600円+税

「流域ガバナンスと中国の環境政策」
    北川秀樹、窪田順平 編著 白桃書房 4,300円+税

「臨床に役立つ五行理論」
    土方康世 著 東洋学術出版社 2,400円+税