10月5日の新着和書～『現代中国法入門 第5版』『ペストと村 七三一部隊の細菌戦と被害者のトラウマ』他

　
「反日、暴動、バブル　新聞・テレビが報じない中国　光文社新書」
　　　　麻生晴一郎著　光文社　861円
　　＊激変する中国の現在を活写した、渾身のルポ。2009年春から毎月のように勃発する抗議デモ、抵抗運動の意味するところは？

「アジア法ガイドブック」
　　　　鮎京正訓 編　名古屋大学出版会　3,990円

「NHKカルチャーラジオ　漢詩をよむ　漢詩の来た道（唐代後期）」
　　　　宇野直人 著　NHK出版　800円

「起きてから寝るまで中国語成語表現　身の回りのことを成語で言ってみよう！」
　　　　本間史 執筆　張明傑執筆　アルク　2,310円

「現代中国法入門　第５版　外国法入門双書」
　　　　木間正道、鈴木賢、高見沢磨、宇田川幸則 著　有斐閣　2,940円
　　＊法整備が進展する中国の立法状況を正確に反映した，概説書の決定版。変動する中国社会を法を切り口に読み解く。法改正をふまえ，民事訴訟法の章を新たに設けて詳述。独占禁止法，破産法，労働契約法，物権法等，新法も反映。中国研究，渉外実務にも有益。

「司馬遼太郎の歴史観　その「朝鮮観」と「明治栄光論」を問う」
　　　　中塚明 著　高文研　1,785円

「朱温　上　文庫」
　　　　仁木英之 著　朝日新聞出版　945円

「朱温　下　文庫」
　　　　仁木英之 著　朝日新聞出版　987円

「ペストと村　七三一部隊の細菌戦と被害者のトラウマ」
　　　　上田信著　風響社　1,890円
　　＊国家間の枠組み、ナショナリズムの連鎖から離れ、ペスト菌をまかれた村人の立場を歴史家として追跡。資料や証言から掬い上げた「真実」を出発点として描く、歴史と民衆との根本的齟齬。法の壁を叩く人びとの声を伝える、静寂のドキュメント。

「地球の歩き方　D06　'09～'10　成都・九寨溝・麗江・四川・雲南・貴州の自然と民族」
　　　　「地球の歩き方」編集室 編集　ダイヤモンド・ビッグ社　1,785円