2009年10月9日金曜日
速報[10月8日③]~これから入荷・発売する本
322816 『話説中国(現代史巻)(全4巻)』
総顧問:李学勤 上海文芸出版社 2009年9月刊 16,800円
編集作業に8年間の歳月を掛け刊行された《話説中国》は、1,500余の物語、1,500人の歴史人物、3,000余幅の写真、7,500条の歴史文化百科知識から成る中国歴史文化の百科全書である。いままで刊行された中国の歴史文化関係の出版物は、概ね白寿彝主編の《中国通史》を代表とする専門家や研究者向けのハイレベルな「理論研究型」著作と《上下五千年》を代表とする一般読者向けの「普及型」著作に二分され、中間的な著作は、殆どなかったが、本書は、その空白を埋めるものである。本《現代史巻》は、《新世紀的曙光》《命運的決戦》《血肉長城》《正義的覚醒》の4巻から成る。
322815 『地学雑誌(全33巻)』
天津古籍出版社 2009年12月刊 予価378,000円
1910年2月(宣統2年1月)に天津で創刊された中国地学会の学会誌《地学雑誌》は、終刊号第181期が北京で発行された1937年までの27年間にわたり、天文気象・地質・地形・水利交通・物産・民族・人口移殖・礼俗宗教・地方風土志・調査報告・游記・古跡・考釈・議論序跋伝記詩歌・裁置名称界務・国際問題・地理学地図学教授法・図表目録・雑項など20の類別で地理学及びその学際学科に関する大量の学術論文を掲載し、中国の地理学の基礎を築いた。本書は、《地学雑誌》の完全影印本。
322814 『中国美術60年(1949-2009)(全6巻)』
人民出版社 2009年9月刊 257,250円
本書は、6巻に分け、中国画・油画・版画・雕塑・壁画・漆画・水彩画・水粉画・年画・連環画・宣伝画・漫画・書法・篆刻・「実験芸術」など15の類別で1949年10月1日から2009年8月31日にかけて発表された美術作品1,078幅と挿絵203幅を掲載する。各巻の収録作品の年代は
322813 『共和国作家文庫(全80冊)』
作家出版社 2009年10月刊 予価136,500円
中華人民共和国成立60周年を記念し、刊行される本文庫は、王蒙の《活動変人形》・鉄凝の《玫瑰門》・陳忠実の《白鹿原》・張賢亮の《男人的一半是女人》・賈平凹の《秦腔》・蒋子龍の《人気》・張承志の《金草地》・葉辛の《孽債》・劉心武の《鐘鼓楼》・馮驥才の《神鞭》・張平の《十面埋伏》・張抗抗の《情愛画廊》・韓少功の《馬橋詞典》・阿来の《塵埃落定》・張煒の《九月寓言》・史鉄生の《務虚筆記》・劉震雲の《故郷天下黄花》・莫言の《生死疲労》・余華の《活着》・柳建偉の《突出重囲》・徐貴祥の《歴史的天空》・周大新の《湖光山色》・凌力の《少年天子》・張潔の《只有一個太陽》・池莉の《来来往往》など当代の約100名の著名な作家の代表作を収録する。
322811 『中国法制史考証続編(全13冊)』
社会科学文献出版社 2009年11月刊 予価144,900円
本書は、13冊に分けて、当代の中国学者の法制史関係の著述15種を収録する。各冊の内容は下記の通り。
第1冊、《歴代例考》(楊一凡・劉篤才著):歴史上の各種の類例の起源・内容・変遷及び当時の法律体系における地位や役割を論述。本書のポイントは、1、「例」の前身である決事比や故事の形成・変遷に考証を加え、「例」の起源を掲示。2、秦の「廷行事」及び清の「成案」が判例であるという従来の観点に異議を唱え、その誤りを指摘。3、定説のない漢代の「比」・唐代の《法例》・宋元の「断例」・清代の「省例」の性質を論述。4、前人が研究しなかった元代の分例や明代の榜例・則例を探究。5、唐代から明代までの条例・事例、元代の格例、清代の則例や《大清律例》の附例などに考証を加える。6、「以刑為主」という伝統的な法史研究法に束縛されず、各時代の刑例以外の行政・経済・民事・軍政・学校管理の諸例に全面的な考証を加え、例の体系を論述。7、歴史上の律例関係理論を論証と概括できる。...(続き)
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