2010年6月30日水曜日

『地図帳中国地名カタカナ現地音表記の怪』~「ター運河」に「ホワイ川」!? 頻発する“変な”地名に潜む謎とは

 
『地図帳中国地名カタカナ現地音表記の怪』
  明木茂夫著 2010年05月 500円

一部マニアに大好評の『オタク的翻訳論』シリーズに番外編が登場!
「ター運河(大運河)」「ホワイ川(淮河)」「チュー川(珠江)」「オーメイ山(峨眉山)」……。中学・高校で使われる世界地図に氾濫する奇妙な中国地名。なぜ、いつからこんなキテレツな表記がまかり通るようになったのか?この疑問に答えるべく、中国古典音律論の研究者にして「と学会」会員でもある著者が、過去数年間にわたって大学紀要や同人誌に発表してきた論考をまとめ直し、新たに書下ろしを加えたものが本冊子である。
【在庫有】 *一般書店では販売しておりません!

《 目 次 》
一、はじめに
二、地図上の中国地名表記をめぐる諸問題
 (1)実際の地図帳における問題
 (2)教育上の問題
 (3)カタカナ表記の素性
 三、おわりに

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