陳慶元編 広陵書社 2012年3月刊 予価16,800円
明天啓年間の学者徐氇勃の代表作《鰲峰集》は、明代文学研究に欠かせない資料と見なされており、本書は、その整理・校正・標点本である。附録部分は、《諸家序記》《興公詩話》《諸家集評》《年譜簡編》《著述編年考証》などの資料を付す。
357697 『中国金融産業地図(2010-2011)』
中国産業地図編委会、中国経済景気監側中心等編 社会科学文献出版社 2011年10月刊 8,064円
本書は、金融産業地図という独特の形式を持ち、中国金融業の特徴、金融改革の進展、142行の銀行の実態などの部分に分け、2010年、2011年における中国金融業の現状を紹介し、その将来を展望する。
357713 『簡明漢英黄帝内経詞典』
李照国編 人民衛生出版社 2011年10月刊 7,276円
《黄帝内経》は、中国伝統医学の形成や発展に極めて重要な役割を果たした基本典籍の一つであるが、春秋戦国時期の著述なので、研究者とりわけ外国人研究者にとって難解な部分が多く、研究のハンディとなっている。本書は、英文のものを含む大量の文献を調べ、前人の研究成果を踏まえ、中英対照で15,000余の《黄帝内経》の字・詞・術語・概念・典型用語などを収録し、《黄帝内経》の研究に寄与する。
357703 『中国近代機制幣精品鑑賞(銀幣版)(漢英対照)』
周邁可、古富、史博禄編 上海古籍出版社 2012年1月刊 予価25,200円
本書は、数多くの精美なカラー写真及び製造年代・流通情況・現存数量・オークションでの価格などについての簡明な説明を配し、近代中国で流通した60種の銀貨の逸品を紹介する。
357789 『鉄網珊瑚校証』
[明]朱存理集録 韓進校証 広陵書社 2012年5月刊 予価12,600円
明代弘治・正徳年間の儒学者朱存理(1444-1513)により編纂された《鉄網珊瑚》は、周秦《石鼓文》から明代《莫礼崔氏友竹軒記》までの書道作品143点及び唐代《閻立本洪崖仙図》から明代《王安道華山図記》までの絵画作品97点の款識・印記・題跋などを収録する美術文献であり、中国美術文献史上において重要な地位を占めている。本書は、台北国家図書館蔵清黄易小蓬莱閣鈔本を底本とし、ほかの様々な版本を参照して編纂された《鉄網珊瑚》整理・校正・標点本である。
357658 『成都考古発現 2009』
成都文物考古研究所編著 科学出版社 2011年12月刊 12,600円
本書は、2009年度の成都文物考古研究所考古報告集であり、下記の考古発掘資料を収載する。
2009年宝墩遺址植物考古分析報告/成都市高新区匯利包装厰遺迹発掘報告/郫県広福村李家院子遺迹発掘報告/彭州梅花泉遺迹発掘報告/彭州米篩泉遺迹発掘報告/成都市下東大街戦国遺迹発掘報告/塩源近年新出土青銅器及陶器材料/四川冕寧趙家湾遺迹発掘報告/蒲江鉄牛村冶鉄遺迹発掘報告/成都博物館新址商周至宋代古遺存発掘報告/大邑新場石虎村唐宋時期墓葬発掘調査報告/卭崍羊安工業区唐宋時期墓葬発掘調査報告/都江堰界牌村和人橋等地点唐宋時期墓葬発掘調査報告
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