12月29日の新着書～『新中国切手2012』『張芸謀的作業』他

　

【和書】

「神の子洪秀全　その太平天国の建設と滅亡」
　　　　ジョナサン・Ｄ・スペンス著／佐藤公彦訳　慶應義塾大学出版会　6,930円
　　＊中国史研究の碩学が大胆に描く、その実像。清帝国軍との10年以上にわたる戦争により、中国全土に2000万人もの死者を出したといわれる太平天国。その興亡を、天王・洪秀全の生涯を基軸に、数か国におよぶ膨大な資料の収集・読解によって太平天国の興亡を物語る。アメリカにおける中国史研究の泰斗ジョナサン・D・スペンスが書き下した、太平天国論、God's Chinese Son: The Taiping Heavenly Kingdom of Hong Xiuquan, W. W. Norton & Company, 1996の翻訳。洪秀全についてのまとまった著作のない日本においては、必読の書。

「新ＨＳＫ１０回合格模試４級　北京語言大学出版社版」
　　　　李春玲編　スリーエーネットワーク　2,940円

「新ＨＳＫ１０回合格模試５級　北京語言大学出版社版」
　　　　董萃編　スリーエーネットワーク　2,940円

「新中国切手　２０１２　ＪＰＳ外国切手カタログ」
　　　　本間寛編集　日本郵趣協会出版委員会監修　日本郵趣協会　2,100円
　　＊一連の国家的イベントの終わりとともに収束すると思われた中国の切手ブームですが、中国や香港の市場を中心に、70年代末頃までの切手の大半が昨年以上に値を上げるなど、過熱の度を増しています。2011年9月までの切手を採録する2012年度版では、一部で大幅な値上がりを見せる中国の実勢を参考に、日本の取引の実状を踏まえた適切な評価を設定しています。

「一九三〇年代後期中国人日本留学生文学・芸術活動史」
　　　　小谷一郎著　汲古書院　7,350円

「中国近世通俗文学研究」
　　　　林正清著　汲古書院　7,350円

「話せる！はじめての中国語会話　ＣＤ　ＢＯＯＫ」
　　　　国際語学社編集部編　国際語学社　2,100円


【輸入書】

356708　「張芸謀的作業」
　　　　張芸謀 図・述／方希 文　北京大学　3,528円
　　＊昨年日本公開された「サンザシの樹の下で」の映画監督・張芸謀、初の自伝本。12月16日中国公開の最新作「金陵十三釵」に合わせて発売された本書は、事前に書名・価格等が伏せられ一切公表されないという異例の措置がとられたため、メディアから大きな関心を集めた。学生時代・撮影秘話・作品への思い・北京五輪開幕式の舞台裏などが語られる。

352969　「八極拳（附光盤）」
　　　　国家体育總局武術研究院主編　高等教育　4,011円

337285　「陳獨秀全傳」
　　　　唐寶林　香港中文大　10,395円

355986　「ＨＳＫ与語言問題」
　　　　黄理兵　北京語言大学　1,617円

356621　「天漫　２０１１年１２月号下（總８）」
　　　　劉烜偉總編輯　天漫雑志社　882円

356446　「簡帛研究　２００９」
　　　　卜憲群　楊振紅主編　広西師大　7,350円

356866　「金陵十三釵　我們一起走過」
　　　　《金陵十三釵》劇組　北京聯合　2,929円

349303　「金陵十三釵」
　　　　厳歌苓　陝西師大　2,194円

355061　「小時代３．０　刺金時代」
　　　　郭敬明　長江文芸　2,415円

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