2012年1月16日月曜日

[催事情報] 講演 「張愛玲と日本―1943~45 上海」(講師:池上貞子)(1/22)

 
【催事情報】
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■中国語教室「楽しく学ぼう会」1月の講演
  「張愛玲と日本―1943~45 上海」


池上貞子著『張愛玲 愛と生と文学』このたび中国語圏では張愛玲の人気は高く、”張迷”という言葉さえある。特に女性作家たちに対しては「始祖」として多くの人に影響を与えたとされている。没後も映画『ラスト、コーション』(2007)や幻とされていた自伝的小説『小団円』(2009)、『易経』『雷峰塔』(2010)等が出るたびにセンセーションを巻き起こした。張愛玲が活躍したのは日本占領下の上海(1943~45)であり、また李鴻章の曾孫であることや汪兆銘政権の胡蘭成と親密な関係にあったことから等日本との関わりも浅くない。今回の会では、「張愛玲と日本」をキーワードに、張愛玲の日本文化観・日本人観等を探ってみる。

▼1月22日(日) 13:30-15:30
▼講師:池上貞子
1947年生まれ。東京外国語大学中国語学科を経て東京都立大学大学院修士課程修了。1981~83年天津の南海大学にて日本語教師、1984年~97年共栄学園短期大学専任講師・助教授、1997年~跡見学園女子大学教授、現在に至る。1980年代前半より故尾坂徳司氏の助言により張愛玲に関心を持ち、1995年張愛玲の代表作三編を収めた翻訳書『傾城の恋』(平凡社)を出版、その後台湾や香港の関連シンポジウムにて論文を発表。2005年~06年香港嶺南大学の訪問学者として香港に滞在、張愛玲研究者と交流、関連の事跡を訪ねる。2011年3月跡見学園女子大学出版助成金を得て『張愛玲 愛と生と文学』(東方書店)を出版。
▼会費:1,000円(会場費・資料・茶菓代含)
▼会場:九段生涯学習館 4階第一集会室
  〒102-0074 東京都千代田区九段南1-5-10
  東京メトロ東西線・半蔵門線、都営地下鉄新宿線「九段下」駅下車6番出口前
  http://www.kudan-ll.info/modules/hallguide/index.php?content_id=1
▼主催:「楽しく学ぼう会」・老舎を読む会/代表 中山時子
  URL:http://www.dokushokai.org/gyomu-manabou.html
 
★会場へのお問合せはご遠慮下さい。当日の連絡は中山携帯 080-4405-9447 まで。

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