2014年5月26日月曜日

速報[5月26日②] これから入荷・発売する本~『続宋中興編年資治通鑑』『王陽明全集』他


*表示価格は税抜価格です。

386878 『寿州窰』
    淮南市博物館 編 文物出版社 2014年1月刊 16,200円
 本書の章立ては、下記の通り。...(続き)

386794 『林伝甲日記(全2冊)』
    況正兵、解旬霊 整理 中華書局 2014年5月刊 4,950円
 本書は、清末民初の著名な学者林伝甲(1877-1922)の《籌筆軒読書日記》《黒龍江教育日記》に整理・校正・標点を加えて収録する。前者は、林伝甲の湖南学使幕僚時期(1900年)の見聞を、後者は黒龍江で教育に従事した3年間の体験などを記述しており、いずれも清末民初の学術史・教育史研究にとっての貴重な一次資料である。

386795 『嵆康集校注(全2冊)』
    [魏]嵆康 著/戴明揚 校注 中華書局 2013年12月刊 4,560円
 数多くの《嵆康集》の校注本の中、1962年、中華書局より刊行された戴明揚校注本は、資料の蒐集、文章の校勘や注釈、《広陵散》の辨証などの面において最も優れた成果を収めたと高く評価されている。本書は、旧版に更に整理・校勘・標点を加えた《嵆康集》校注本の最善本。

386796 『続宋中興編年資治通鑑』
    [宋]劉時挙 著/王瑞来 点校 中華書局 2013年11月刊 3,360円
 南宋の学者劉時挙により編纂された《続宋中興編年資治通鑑》15巻は、南宋高宗建炎元年(1127年)から寧宗嘉定17年(1224年)までの高宗・孝宗・光宗・寧宗四朝の歴史を記述する編年体史書であり、他の史書にない史実を多く記載されているため、宋史研究の基本典籍と位置づけられている。本書は、元刊陳氏余慶堂本を底本とし、四庫全書本、羅振玉の民国東方学会刊明抄本、《学津討原》校訂本などを参照して編纂された《続宋中興編年資治通鑑》点校本。《中国史学基本典籍叢刊》シリーズの1点。

386764 『鄒城老照片(全3冊)』
    山東省鄒城市政協 編 中国文史出版社 2013年12月刊 74,400円
 6000年の歴史を有し、孔子と孟子の故郷として知られている山東省鄒城市(鄒県)は、近代に入っても済南・青島・烟台・済寧に次ぐ山東省の重要な都市である。本書は、故時風物・烽火歳月・堅靭歴程・大地賛歌・経貿印記・文衛剪影の6つの部分に分け、1897年から1978年までの鄒城の歴史写真800余幅を収載する。

386782 『王陽明全集(全5冊)』
    [明]王守仁 編著 中国書店 2014年1月刊 10,730円
 本書は《王陽明全集》38巻足本で、民国23年商務印書館刊行の《王文成公全書》(民国22年商務印書館万有文庫合訂本)に遂字対校を加え、もとの版面を極力保存しつつ、版を新たにして、読みやすくしている。

386783 『孝経伝説図解(点校本)』
    [清]金柘岩 輯/戴蓮洲 絵 中国書店 2014年1月刊 3,480円
 清嘉慶16年に刊行された《孝経伝説図解》は、当時の文人金柘岩が《史記》《南史》《唐書》などの正史及び《合璧事類》《百孝図》《続宏簡録》《銭塘県志》などの典籍から集めた150の親孝行の物語に200幅の版画挿絵を加えた清代の著名な孝行関係の著述である。本書は、清嘉慶16年版を底本として編纂された《孝経伝説図解》縦組簡体字版。