2010年5月25日火曜日
月刊『東方』 2010年6月号
『東方』
東方書店 毎月25日頃発売 1,000円(1年間予約購読 税・送料込)
『東方』は東方書店が発行する、中国出版文化の月刊総合情報誌です。中国に関するさまざまな分野の研究論文・エッセイ・学会報告、内外書籍の書評、中国・香港・台湾発行の新刊・近刊案内、日本および欧米発行の中国関係書案内、パソコン・電子出版物案内などの最新情報を満載しています。出版物に反映される“中国”の動きをいち早くお伝えします。年間購読の他、東方書店店頭にて1部110円で分売もしております。
最新2010年6月号(第352号)の内容は・・・
【 目 次 】
コラム/エッセイ
■“档案”の大海原へ──島田正郞先生のおもいで 中見立夫(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
■民間美術と書籍装幀──日・台・中、デザインの紐帯(上) 三山陵(埼玉大学)
連載
■新・中国学のヒント(5) 電脳甲骨学 鈴木敦(茨城大学人文学部教授)
■新中国美術万華鏡(15) 新年画(2) 趙桂蘭のこと 陸偉榮(早稲田大学)
■重慶「二流堂」始末──抗戦下の文芸サロン(26) 11 生真面目な「どたばた喜劇」──老舎(上) 阿部幸夫
■辞書の記述をめぐって──続やっぱり辞書が好き(38) “寄存处”は日本語と何という? 荒川清秀(愛知大学)
■中国の性愛文献(158) 『養生秘旨』 土屋英明(文筆家)
書評
■「中国語に没頭する贅沢」を味わえる教材 田邉鉄(北海道大学)
信世昌教材主編/LiveABC教材製作/松尾隆・林虹瑛日本語訳
『映画でたのしく中国語 アン・リーの〈飲食男女〉』 A5変判 256頁 2940円 LiveABC発行/東方書店発売
■ぼくのおじさんの物語──一人の日本人がやってきて、私のことをぼくのおじさんと呼んだ。 三木直大(広島大学)
宇田禮著 『艾青という詩人 中国人にとっての二十世紀』 A5判 404頁 新読書社 2940円
■開拓的な近代翻訳語研究をめざして 朱京偉(国立国語研究所客員教授)
千葉謙悟著 『中国語における東西言語文化交流 近代翻訳語の創造と伝播』 A5判 264頁 5500円 三省堂
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