2011年5月11日水曜日

5月10日の新着和書~『雲南ナシ族政権の歴史』『海戦からみた日清戦争』他

 
「雲南ナシ族政権の歴史 中華とチベットの狭間で」
    山田勅之著 慶友社 7,350円
  *世界文化遺産に指定されている中華とチベットの狭間・雲南麗江の地に、かつて一大勢力を誇ったナシ族政権が存在した。最盛期にはチベット人居住地域にもその支配は及び、チベット仏教の発展に力を貸した。本書は、ナシ族首領の歴史的動態を、漢文・チベット語史料を駆使して立体的に再現する。中華王朝との関係だけでなく、チベット世界との交渉にも光を当て、これまでとは異なる非漢人政権の姿が浮かび上がる。

「海戦からみた日清戦争 角川oneテーマ21」
    戸高一成著 角川書店 760円

「孫文 百年先を見た男 新人物文庫」
    田所竹彦著 新人物往来社 700円

「中国詩文論叢 29」
    中国詩文研究会 2,625円

「日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土 ちくま新書」
    孫崎享著 筑摩書房 798円

「日本秦漢史学会会報 第11号」
    日本秦漢史学会 3,150円

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