5月25日の新着書～『蛙鳴』『本に寄り添う』他

　
【和書】

「アジア研究　第56巻第４号　2010年10月」
　　　　アジア政経学会　1,575円

「蛙鳴」
　　　　莫言著　中央公論新社　2,940円
　　＊堕せば命と希望が消える。産めば世界が必ず飢える……。神の手と敬われた産婦人科医の伯母。「一人っ子政策」推進の責任者に任ぜられるや、一転、悪魔の手と怨嗟の的に。正しさとは何なのか。莫言が現代中国根源の禁忌に挑む。
　⇒　原著：『蛙』（上海文芸出版社、2009年）＊在庫僅少

「消費するアジア　新興国市場の可能性と不安　中公新書」
　　　　大泉啓一郎著　中央公論新社　819円

「食と住空間にみるウイグル族の文化　中国新疆に息づく暮らしの場」
　　　　熊谷瑞恵著　昭和堂　6,825円

「オタク的翻訳論　日本漫画の中国語訳に見る翻訳の面白さ　巻8」
　　　　明木茂夫著
　　＊〈巻３〉に続き『毎日かあさん』の中国語訳を分析！
　⇒　中国語版『毎日かあさん』はコチラ

「全訳後漢書　第13冊　列伝三」
　　　　渡邉義浩 主編　汲古書院　12,600円

「台湾エンタメパラダイス」
　　　　青木久美子他 執筆　キネマ旬報社　1,470円

「中国共産党　支配者たちの秘密の世界」
　　　　リチャード・マグレガー著　草思社　2,415円

「中国茶巡礼」
　　　　菊地和男 執筆・写真　小学館　2,520円

「本に寄り添う　Cho Kyo's Book Reviews 1998-2010」
　　　　張競著　PILAR PRESS　2,625円
　　＊読み巧者の中国人比較文学者が、13年の間に書いた書評を集大成。中国関係の本はもとより、さまざまな分野の本を紹介・批評した本書は、世界をもっと広げるための読書案内である。

「日中国交正常化　田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦　中公新書」
　　　　服部龍二著　中央公論新社　840円

「比較史的にみた近世日本　『東アジア化』をめぐって」
　　　　趙景達、須田努 編　東京堂出版　3,360円


【輸入書】

346285　「秦漢研究　４」
　　　　梁安和、徐衛民 主編　陝西　4,998円

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