2011年5月19日木曜日
5月18日の新着和書~『台湾における〈植民地〉経験』『中国共産党・国民党の対内モンゴル政策 一九四五~四九年』他
「台湾における〈植民地〉経験」
植野弘子、三尾裕子 編 風響社 3,675円
*時間とともに「植民地」言説がさまざまに伝承・変質・風化していく一方、台湾社会は大きな変貌を続けている。本書はそうした中で、あえて行われた人類学的挑戦であり、フィールドにおける対話と自問から生まれた「台湾(人)」論である。
「柳宗元詩選」
下定雅弘編訳 岩波書店 882円
「ウー・ウェンの野菜料理は切り方で決まり!」
ウーウェン著 文化学園文化出版局 1,575円
「グローバリゼーションと〈生きる世界〉 生業からみた人類学的現在 東洋文化研究所叢刊」
松井健、名和克郎、野林厚志 編 昭和堂 5,460円
「中国共産党・国民党の対内モンゴル政策 一九四五~四九年」
ボルジギン・フスレ著 風響社 5,250円
*内モンゴルの独立・自治志向と中国の統合圧力を軸として、革命と民族主義運動の軌跡を考察し、一九二〇年代から一九四九年までの中国共産党・国民党による対内モンゴル政策を分析。新資料を駆使し、内モンゴルの独立が阻まれた力学を詳解。
「シンガポール「多人種主義」の社会学 団地社会のエスニシティ」
鍋倉聰著 世界思想社 3,990円
「東アジア世界の交流と変容 九州大学文学部人文学入門」
森平雅彦、岩崎義則、高山倫明 編 九州大学出版会 2,100円
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿