2011年10月18日火曜日
速報[10月18日③]~これから入荷・発売する本
352240 『中国儒学史・先秦巻』
王博編 北京大学出版社 2011年8月刊 6,468円
本巻は、思想観念(人文理念、政治的衝動、為政や修身を中心とした「礼」の再構築など)、儒家の代表的人物(儒教の創始者孔子の平生及び仁義価値・礼楽秩序・教化伝統・経典信仰などを核心とした孔子の思想の継承者など)、儒家の基本典籍(《易経》《儀礼》《詩経》《楽経》《尚書》《春秋》《論語》《孟子》など)の3つの面から先秦時期における儒学の形成や発展の過程を記述する。
352241 『中国儒学史・両漢巻』
許抗生、聶保平、聶清編 北京大学出版社 2011年8月刊 6,321円
秦末の動乱を経て、儒学は、未曾有の大発展を迎えた。本巻は、陸賈・董仲舒・劉歆・鄭玄・衛宏・賈逵・馬融など漢代における著名な儒学者の思想の紹介を通し、漢代の儒学の復興→繁盛→統治地位の確立→讖緯氾濫→最盛期→衰退の軌跡を描く。
352242 『中国儒学史・魏晋南北朝巻』
李中華編 北京大学出版社 2011年7月刊 4,851円
魏晋南北朝時期は、玄学・仏教・道教が主導的な地位を占めたが、儒学も一定の発展を成し遂げた。本巻は、この低潮期にあった儒学の実態を記述する。緒論・三国魏晋之際的儒学・西晋時期的儒学・東晋時期的儒学・南朝的儒学・北朝的儒学・魏晋南北朝的経学及経学思想など7つの章から構成される。
352243 『中国儒学史・隋唐巻』
陳啓智編 北京大学出版社 2011年8月刊 7,350円
本巻の章立ては、下記の通り。
導論/第一章、隋唐儒学演変的歴史趨勢/第二章、隋唐儒学的社会文化背景/第三章、隋代儒学的初歩統一/第四章、中唐《春秋》新学洼経世学術/第五章、韓愈的新儒学/第六章、柳宗元、劉禹錫的儒学思想/第七章、晩唐儒学/第八章、五代儒学/第九章、隋唐儒学与隋唐文学芸術/第十章、隋唐儒学与隋唐史学/第十一章、隋唐儒学与隋唐教育/後記
352244 『中国儒学史・宋元巻』
陳来、楊立華、楊柱才編 北京大学出版社 2011年8月刊 6,762円
本書の章立ては、下記の通り。
北宋前期的儒学与経学/胡瑗的《周易口義》/孫復的《春秋尊王発微》/劉敞的《春秋》学/范仲淹的儒学思想:憂以天下・論近名・《易義》的解易・兼容釈老/欧陽修的儒学思想:論本末・論朋党・論正統・経学/司馬光的儒学思想: 疑孟論・才徳与挙選・中和説・格物説 などで構成。
352245 『中国儒学史・明代巻』
張学智編 北京大学出版社 2011年8月刊 7,350円
本書の章立ては、下記の通り。
導言:明代初年的儒学政策/第一章、明代初年的儒学/第二章、明代前期的儒学/第三章、陳献章、湛若水与明代心学的起始/第四章、王陽明的儒学思想/第五章、浙中王門的儒学思想/第六章、浙右王門的儒学思想/第七章、泰州諸人的儒学/第八章、明代中後期王門以外的著名儒者/第九章、丘濬与張居正的儒学与吏治/第十章、東林与蕺山的儒学思想/第十一章、明代経学概述/第十二章、明代儒学与宗教思想的融合会通
352246 『中国儒学史・清代巻』
汪学群編 北京大学出版社 2011年8月刊 6,027円
清代は、異民族の政権であるが、儒学思想に対し、比較的に寛容な政策をとっていたため、儒学は、漢代・宋代と並ぶ高潮期を迎えた。本巻は、黄宗羲・顧炎武・王夫之・顔元・毛奇齢・戴震・胡渭・恵棟・章学誠・阮元・康有為など清代の著名な儒学者及び経世致用派・顔李学派・乾嘉学派などの主要な学派の思想や学術研究の業績の記述を通し、清代における儒学の発展の軌跡を描く。
352247 『中国儒学史・近代巻』
張耀南編 北京大学出版社 2011年8月刊 4,998円
19世紀中葉に入ると、列強の侵略や蚕食及び農民蜂起のダメージによる「内憂外患」を抱える清政権は、政治改革や近代化への道を探索せざるを得なくなり、儒学にも大きな変化が起こった。本巻は、この変化の過程・結果・歴史的役割などを記述する。龔自珍的儒学・魏源的儒学・馮桂芬的儒学・曾国藩的儒学・郭嵩燾的儒学・王韜的儒学・康有為的儒学・章太炎的儒学・梁啓超的儒学など9つの章及び導言:「中国近代儒学」源始論と結語:儒(中)学之「観念西化」及其可能前景から構成される。
352248 『中国儒学史・現代巻』
胡軍等編 北京大学出版社 2011年8月刊 6,321円
本巻の章立ては、下記の通り。
前言/第一章、新文化運動時期的儒学:新文化運動的目標:新人生論・打倒孔家店・陳独秀対儒家思想的批判・新文化運動的反思/第二章、梁漱溟的儒学:由仏入儒、儒仏並重的思想歴程・文化三路向説・儒家直覚主義精神・儒家的理性至上主義・未来世界文化的展望/第三章、熊十力的新唯識論:会通儒仏,直探本体的学思歴程・体用不二・翕辟成変/第四章、馮友蘭的新理学:《新理学》的形上学・新理学的共相理論・天地境界論・中国到自由之路的探索・附録:重建還是拒斥形而上学/第五章、賀麟的新心学:生平和著述・儒家思想的新開展・知行合一新論与直覚論・心即理的唯心論・儒学思想基督教化的努力/第六章、方東美的儒家思想:生平及思想歴程・儒家的人文価値・中国哲学源于儒家思想・儒家的価値論/第七章、牟宗三的道徳的形而上学:理論淵源及其歴史背景・道徳主体的確立・道徳底形上学与道徳的形上学・智的直覚的証成・両層存有論・圓善与圓教・貢献及其評価/第八章、唐君毅的九境心通九境論:生平及思想淵源・道徳自我的展開及途径・心霊九境・唐君毅形上学的特質・唐君毅形上学的地位/第九章、銭穆的儒学思想:闡揚中国文化的一生・士統即道統・経験直覚主義認識論・歴史大視域関照下的中国文化観/第十章、徐復観的儒学:徐復観与当代新儒家・治学研究方法論・文化哲学・政治哲学・徐復観儒学思想的当代定位
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿