2012年9月27日木曜日

月刊『東方』 2012年10月号


 

『東方』
  東方書店 毎月25日頃発売 1,000円(1年間予約購読 税・送料込)
  ☆Fujisan.co.jpにて、便利なデジタル版も販売中!

【お知らせ】 本号より文字を大きくし、コラム・書評記事のレイアウトを二段組に変更しました。

『東方』は東方書店が発行する、中国出版文化の月刊総合情報誌です。中国に関するさまざまな分野の研究論文・エッセイ・学会報告、内外書籍の書評、中国・香港・台湾発行の新刊・近刊案内、日本および欧米発行の中国関係書案内、パソコン・電子出版物案内などの最新情報を満載しています。出版物に反映される“中国”の動きをいち早くお伝えします。年間購読の他、東方書店店頭にて1部110円で分売もしております。最新2012年10月号(第380号)の内容は・・・

《トピック》
〔シンポジウム報告〕
■「延安文芸と二十世紀中国文学国際シンポジウム」に参加して  瀬戸宏(摂南大学)

〔エッセイ〕
■翻訳家としての魯迅とある日本語教師──松本亀次郎と雑誌『日文研究』  林敏潔(南京師範大学)

《連載》
■新・中国学のヒント(17) アジア歴史地理情報学会  水島司(東京大学)

■辞書の記述をめぐって――続やっぱり辞書が好き(66)
 『現代漢語詞典』第6版を読む(2)  荒川清秀(愛知大学)

■中国の性愛文献(186) 『古代情詩類析』  土屋英明(文筆家)

《書評》

■イギリス人宣教師の見た清末の中国社会 西澤治彦(武蔵大学)
 『清国作法指南 外国人のための中国生活案内』 W.G.ウォルシュ著/田口一郎訳 四六判 324頁 平凡社 2,940円

■現代中国社会で交錯する「記憶の再生」 石井知章(明治大学)
 『現代中国の言論空間と政治文化 「李鋭ネットワーク」の形成と変容』 及川淳子著 A5判 334頁 御茶の水書房 7,980円

■日本統治期台湾の〈日本語文学〉 河原功(東京大学非常勤講師)
 『日本統治期台湾と帝国の〈文壇〉 〈文学懸賞〉がつくる〈日本語文学〉』 和泉司著 A5判 448頁 ひつじ書房 6,930円

■驚異の現代香港小説 野崎歓(東京大学)
 『地図集』 董啓章著/藤井省三・中島京子訳 四六判 288頁 河出書房新社 2,520円

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