倉沢愛子著 岩波書店 3,150円
*「大東亜」戦争期の東南アジア経済は占領者日本に蹂躙され、「大東亜共栄圏」はその名に反して住民に甚大な犠牲を強いた。ロームシャは「資源」とされ、命を粗末に扱われた。また、敗戦の色が濃くなるにつれて日本の輸送手段は破壊され、物資の滞留と廃棄を招いた。無駄遣いされた資源の実態と住民の無念さに、豊富な聞き取りと一次資料から迫る。
「全譯後漢書 第5冊 志(3)」
渡邉義浩主編 汲古書院 9,450円
「中国会社四季報2013年版」
東洋経済新報社 19,500円
「中国問題:キーワードで読み解く」
毛里和子、園田茂人 編 東京大学出版会 3,150円
*いまや、世界でもっとも影響のある国家・中国。この大国はどこへいくのか?本書は、この大国化した中国が抱えている問題を11のキーワード(テーマ)から分析するものである。日本の第一線の中国研究者がそれぞれの問題に迫り、近未来の姿を考察する画期的なテキストブック。
「陶淵明:〈距離〉の発見 書物誕生」
釜谷武志著 岩波書店 2,310円
「統合研究 辛亥革命」
辛亥革命百周年記念論集編集委員会編 岩波書店 8,190円
「北京は太平洋の覇権を握れるか:想定・絶東米中戦争」
兵頭二十八著 草思社 1,680円
「香港「帝国の時代」のゲートウェイ」
久末亮一著 名古屋大学出版会 5,985円
「蘇る易経:日本を復興させる東洋精神」
遠山尚著 明徳出版社 2,415円
「Old Beijing:Postcards from the Imperial City」
Felicitas Titus 著 チャールズ・イー・タトル出版 3,045円
「Little Monk and the Mantis:A Bug, a Boy, and the Birth of a Kung Fu Legend」
John Fusco 著/Patrick Lugo イラスト チャールズ・イー・タトル出版 1,680円