孔月著 学術出版会 4,410円
*本書は、〈病〉の隠喩性を視野に入れながら、芥川の中国題材小説における〈病〉のありようを、作品の成立時の日中関係という大きな政治的・社会的コンテクストと結びつけ解明し、時代の中に生きる作者芥川を解読する。
「共産主義の興亡」
アーチー・ブラウン著/下斗米伸夫監訳 中央公論新社 8,925円
「空白の五マイル:チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む/集英社文庫」
角幡唯介著 集英社 630円
「この国はいつから米中の奴隷国家になったのか」
菅沼光弘著 徳間書店 1,680円
「寿山石印材を極める:鑑賞・歴史・新知識」
方宗珪著/井垣清明訳 金石癖 5,250円
「中国の地域経済:空間構造と相互依存」
岡本信広著 日本評論社 4,725円
「[年表] 茶の世界史」
松崎芳郎編著 八坂書房 3,780円
*茶がどのように歴史の中に生き続けてきたか──古代中国における喫茶の始まりから世界各国への伝播、そして近年の世界的茶業状況まで、有史以来約5000年にわたる人と茶のかかわりを厖大な文献資料を渉猟して年表形式で綴る。
「満洲浪漫:長谷川濬が見た夢」
大島幹雄著 藤原書店 2,940円
「龍と人の文化史百科」
池上正治著 原書房 2,940円