2013年10月28日月曜日

10月28日の新着和書~『描かれた都 開封・杭州・京都・江戸』『よみがえる古文書 敦煌遺書』他

 
「移民・ディアスポラ研究 3 レイシズムと外国人嫌悪」
    駒井洋 監修/小林真生 編著 明石書店 2,940円

「描かれた都 開封・杭州・京都・江戸」
    大倉集古館 編/板倉聖哲 監修 東京大学出版会 3,990円
  *中世から近世における中・日の4つのメトロポリス、開封、杭州、京都、江戸。時代の中心をなす文化の発信地としての首都のイメージは、描かれることにより増幅され、再生産されていく。絵画が時空を超え、相互に影響しあって成立していく過程を体感する。カラー図版120頁。

「漢語与漢語教学研究 第4号」
    「漢語与漢語教学研究」編集委員会 東方書店 1,890円

「苦境と超越 現代中国教育評論/朱永新中国教育文集 3」
    朱永新 著/牧野篤 監訳 東方書店 5,250円
  *教育の拡大と普及、教師の質と待遇の改善、インターネットの利用など、中国の教育が積み重ねてきた成果を振り返る一方で、それに伴う影(過ち)も冷静に指摘する。子どもたちの未来のために、問題を真摯に見つめ、これからの中国の教育が目指すべき道を示す。

「国境 完全版」
    黒川創 著 河出書房新社 3,780円

「日本とシナ 一五〇〇年の真実 PHP文庫」
    渡部昇一 著 PHP研究所 720円

「ラサ憧憬 青木文教とチベット」
    高本康子 著 芙蓉書房出版 3,360円

「よみがえる古文書 敦煌遺書 敦煌歴史文化絵巻」
    郝春文 著/高田時雄 監訳/山口正晃 訳 東方書店 2,310円
  *敦煌莫高窟の一室より、1900年に発見されて以降、中国学研究に多大な影響を与えた古代文書群(敦煌遺書)について、網羅的に詳しく説明を加えた概説書。敦煌学を知るための格好の入門書でもある。

「「論語」で鍛える 逆境に負けないメンタリズム 静山社文庫」
    佐久協 編・著 静山社 714円