2014年1月21日火曜日

1月21日の新着和書~『土地と霊魂』『新編台湾映画』『2014年度版 時事中国語の教科書』他


「土地と霊魂」
    王幼華 著/石其琳 訳 中国書店 2,730円
  *19世紀の実話に基づき、知られざる台湾史を描いた衝撃作品の初邦訳。移民の歴史と多元的な文化を持つ台湾において、初めて先住民を主体とする歴史を描いた王幼華の代表作。1992年発表後、台湾社会を震撼させ、同時に多くの議論を引き起こした本書は、日本人にとって、従来の親密感をもつ台湾に対し、新たな視覚で現在の台湾社会の問題を考察し、理解を深めるためのよい手がかりになる。

「怪物たちの満洲帝国:幻の国家に暗躍した謎多き人物たち!/洋泉社MOOK」
    洋泉社 980円

「18日間集中トレーニング 中国語リスニングジム」
    芳沢ひろ子、李貞愛 著 アスク出版 2,000円

「新編台湾映画 社会の変貌を告げる〈台湾ニューシネマからの〉30年」
    小山三郎、井上欣儒、牧野格子、山下未奈、松倉梨恵、山下紘嗣、坂嵜仁美 編 晃洋書房 2,100円
  *1980年代から現在まで、30年間の台湾映画の動向に焦点をあてた5編の論考を収録し、映画が映し出す台湾社会の変貌を語る。台湾映画史年表(1980年−2010年)なども収録。

「中国資本市場の現状と課題 日中資本市場協力研究会リポート」
    小川英治 責任編集/資本市場研究会 編/関根栄一ほか 執筆 資本市場研究会 2,940円

「中国のブタが世界を動かす 食の「資源戦争」最前線」
    柴田明夫 著 毎日新聞社 1,575円

「2014年度版 時事中国語の教科書 推向市場」
    三潴正道、陳祖蓓 著 朝日出版社 1,995円
  *激動する中国の今を最新の記事と共に学ぶ、好評シリーズの18冊目です。厳選されたトピックスは全15課ですので、一年間で無理なく終わりきることができます。好評の時事解説コラム「放大鏡」、最新時事用語コーナーなど時事中国語の理解が深まるよう配慮してあり、巻末には練習問題も付いています。

「ポケット版 慣用句・故事ことわざ辞典」
    謡口明 監修 成美堂出版 1,050円

≪重版≫
「漢の武帝 岩波新書」
    吉川幸次郎 著 岩波書店 840円