2014年1月31日金曜日

速報[1月31日②] これから入荷・発売する本~『中国紀年紀月紀日法』『《申報》寧波史料集』他

 
383497 『淅川楚国青銅器精粋』
    淅川県博物館 編 中州古籍出版社 2013年8月刊 19,845円
 現在の河南省南陽市淅川県一帯は、春秋楚国の最初の都城丹陽の所在地であったため、大量の楚国文物が残されている。本書は、多くのカラ―写真を配し、30年間に淅川県の下寺、徐家嶺、和尚嶺、毛坪、西嶺、吉崗などの遺迹で出土された春秋戦国時期の青銅器から精選された、克黄鼎・変形交竜紋鼎・雲紋鼎・王子午鼎・蟠蛇紋升鼎・佣浴興鼎・窃曲紋鼎・曾太師奠鼎・蓮子受升鼎・鳥首獣紋鼎など200余点の逸品を紹介する。
383520 『中国紀年紀月紀日法』
    戴興華 編著 気象出版社 2013年10月刊 2,131円
 本書は、王位紀年法・年号紀年法・開国紀年法・干支紀年法・歳星紀年法・生肖紀年法・黄帝紀年法など中国の伝統的な紀年法及び明代に中国に伝来した西洋の公元紀年法など様々な紀年法・紀月法・紀日法・紀時法及びその相互換算方法を紹介し、約60種の紀年関係の書籍に評論を加える。

383529 『《申報》寧波史料集(全8冊)』
    寧波档案館 主編 寧波出版社 2013年8月刊 32,130円
 アヘン戦争後、中国とイギリスの間に調印された「五口通商章程」により、寧波は、上海・広州・厦門・福州と共に中国最初の対外貿易の港となり、経済が飛躍的な発展を遂げた。その一方、寧波の人々は、大挙して上海に移住し、「寧波幇」は、上海の最も重要な商人集団となり、上海の近代化への変身に大きく寄与した。1872年(同治11年)に上海で創刊された《申報》は、終刊に追い込まれた1949年までの77年間、中国の政治・経済・文化・思想・軍事・民族などについての報道や論説を大量に掲載し、多くの読者を有する20世紀前半の中国の最も権威的な新聞である。本書は、《申報》に掲載された寧波関係の史料を網羅的に収録し、寧波研究に貴重な資料を提供する。

383433 『国家図書館蔵民国時期毛辺書挙要』
    任震 主編 国家図書館出版社 2013年12月刊 17,955円
 20世紀初頭のヨーロッパで生まれた「毛辺書」(フランス綴じ)は、魯迅などの文学者や張元済などの出版家の提唱により、民国時期の中国でも数多く刊行され、現在の書籍収蔵家に重視されている。本書は、国家図書館に収蔵されている900余種の民国時期の「毛辺書」にそれぞれの「書影」(書籍写真)と簡明な文章を付して紹介する。

383434 『天津南開区図書館蔵古籍図録』
    南開区図書館 編 国家図書館出版社 2013年12月刊 14,175円
 本書は、天津南開区図書館に収蔵されている211種の古籍にそれぞれのカラーの「書影」(書籍写真)を付し、書名・巻次・作者・版本・行款・印章・題跋・索引書号などの面から紹介する。

383442 『商代青銅器銘文分期断代研究(全4冊)』
    厳志斌 編著 社会科学文献出版社 2013年9月刊 38,797円
 本書の章立ては、下記の通り。...(続き)