2014年3月6日木曜日

3月5日の新着和書~『台湾ジャニーズファン研究』『明治期日本における民衆の中国観』他

 
*表示価格は税抜価格です。

「暗躍する外国人犯罪集団(クリミナル・グループ)」
    齊藤真 著 花伝社 1,500円

「内海忠司日記1940-1945:総力戦体制下の台湾と植民地官僚」
    内海忠司 著/近藤正己、北村嘉恵 編 京都大学学術出版会 12,000円

「隠れた花」
    パール・バック 著/小林政子 訳 国書刊行会 2,100円

「近世東アジア比較都城史の諸相」
    新宮学 編/妹尾達彦、桑野栄治 等著 白帝社 6,286円

「現代思想 2014年3月号:〈特集〉いまなぜ儒教か」
    青土社 1,300円
  *いまなぜ儒教か。これまで以上に注目を集め、また中国国内でも改めて再評価の兆しのある儒教を再入門的に特集する。

「古代日本外交史:東部ユーラシアの視点から読み直す/講談社選書メチエ569」
    廣瀬憲雄 著 講談社 1,650円

「新訳紅楼夢 第六冊」
    曹雪芹 作/井波陵一 訳 岩波書店 4,000円

「戦争はどう記憶されるのか:日中両国の共鳴と相剋」
    伊香俊哉 著 柏書房 3,700円

「台湾ジャニーズファン研究/青弓社ライブラリー80」
    陳怡禎 著 青弓社 1,600円
  *台湾のファン文化の基礎知識を押さえたうえで、ジャニーズファンに多い20代・30代の女性のなかから13人にインタビューし、ファン活動の実態と生活内での位置づけ、ウェブを使った情報収集、ショップやカフェでのコミュニティー形成、ファン同士の交流をリアルに描き出して、「趣味縁」に基づいた親密圏の成立過程を丁寧にたどる。台湾の女性ジャニファンが、アイドルを介して女性同士の共同体・親密圏をどう構築するかをフィールドワークから描くファン文化論。

「中国経済六法 2014年版」
    射手矢好雄 編集代表 日本国際貿易促進協会 20,000円

「中国、景教の故地を歩く 消えた十字架の謎を追う旅」
    桑野淳一 著 彩流社 2,000円

「帝国日本と植民地大学」
    酒井哲哉、松田利彦 等著 ゆにま書房 12,000円

「図説ユーラシアと日本の国境 ボーダー・ミュージアム」
    岩下明裕、木山克彦 編著 北海道大学出版会 1,800円

「孫子 生き抜くための智略がある/NHKテレビテキスト 100分de名著 2014年3月」
    日本放送協会、NHK出版 編集/湯浅邦弘 著 NHK出版 524円
  *約2500年前の春秋・戦国時代の兵書として知られる『孫子』は、長く中国ではもちろん、日本の戦国武将やフランスの皇帝ナポレオンに影響を与え、今なおビジネスやスポーツの現場でも愛読されている。単に「戦術・戦略論」では語れないその大いなる普遍的世界観を読み解いていく。

「扶桑遊記」
    王韜 著/丸山雅美 訳 随想舎 1,800円

「明治期日本における民衆の中国観:教科書・雑誌・地方新聞・講談・演劇に注目して」
    金山泰志 著 芙蓉書房出版 3,700円
  *日本人の中国観はどのように形成されてきたのか。小学校教科書、児童雑誌、地方新聞、総合雑誌から講談・演劇まで、多彩なメディアを取り上げ、実証的把握の難しい一般民衆層の中国観を浮き彫りにする。

「魯迅の愛した内山書店:上海雁ケ音茶館をめぐる国際連帯の物語」
    本庄豊 著 かもがわ出版 2,000円