2007年12月5日水曜日

「日中同形異義語辞典」刊行


王永全,小玉新次郎,許昌福

東方書店 2007年11月30日 2,520円
 368p 四六 ISBN9784497207142 

日本語と中国語で、そのまま使うと通じない、あるいは誤解を招く「同形異義語」約1400組を五十音順に収録。日本語・中国語ともに用例を多数掲載し、意味の違いや用法の違いを分かりやすく示す。中国語の用例にはピンインを付した。


●編著者のことば●
言葉は、自分の心を相手に伝える道具であり、出来るだけはっきりした表現で正確に心を伝え合いたいものである。中国人が日本語を学習し、日本人が中国語を学習するときは、それがあくまでも外国語であることを充分に承知して、字面だけで意味を判断したり当て推量したりせず、言葉の意味をひとつひとつはっきりさせるようにしなければならない。中国人と日本人は「同文同種」といわれ、同じ漢字を使うので簡単に理解し合える思いがちであるが、筆者は30年近く、日本語を学び教え、中日辞典の編集をしている間に、双方にとって、漢字は利点であるとともに、障害にもなっていると痛感してきた。そこでこの解決に少しでも役立ちたいという気持ちから、本辞典の編集を思い立ち、資料の準備に着手した。(まえがきより)

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