2007年12月28日金曜日

~ 張家山漢簡「二年律令」を全面的に駆使した最新研究成果 ~


『秦漢刑法研究』
  水間大輔 著知泉書館  2007年12月刊 9,450円

近年公表され学術界の注目を集めている張家山漢簡「二年律令」を用い唐律など後世の刑法とも比較しつつ、秦・漢における犯罪と処罰の関係について詳細かつ総合的に検討。秦律・漢律の分析を通じ、秦・漢がどのような民衆統治を目指していたかを明らかにする。近年の出土法制資料を全面的に取り上げた先端的な研究書。著者の博士論文に改訂を加え、附論を補い公刊。

《 主 要 目 次 》
序 章 秦漢刑法研究史と問題の所在
第一章 秦律・漢律の刑罰制度
第二章 秦律・漢律における殺人罪の処罰
第三章 秦律・漢律における傷害罪の処罰
第四章 秦律・漢律における窃盗罪の処罰
第五章 秦律・漢律における未遂・予備・陰謀罪の処罰
第六章 秦律・漢律における共犯の処罰
第七章 秦律・漢律における事後共犯の処罰
第八章 秦律・漢律における連坐制
終 章 秦律・漢律における犯罪処罰の傾向
附 論 湖南張家界古人堤遺祉出土漢簡に見える漢律の
    賊律・盗律について

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