2008年9月22日月曜日

9月20日の新着和書~『狩野直禎先生傘寿記念 三国志論集』『中国の軍事力 2020年の将来予測』他

「アジアの土壌汚染」
    畑明郎編 田倉直彦編 世界思想社 2,100円
  *経済成長が著しい中国では、金属鉱山・製錬所や化学工場の排水による水質汚濁、土壌汚染、農作物汚染が深刻化しており、各地に「がんの村」が発生している。韓国や台湾でも土壌・地下水汚染が発生し、土壌汚染防止法が制定されている。本書では、中国広東省と湖南省、韓国、台湾、日本の現地調査にみる土壌汚染問題の現状を分析しつつ、その解決策を提言する。

「狩野直禎先生傘寿記念 三国志論集」
    三国志学会編 汲古書院 8,400円

「韓国企業はなぜ中国から夜逃げするのか」
    大原浩著 講談社 1,365円

「中国はチベットからパンダを盗んだ 講談社+α新書」
    有本香著 講談社 880円

「中国の軍事力 2020年の将来予測」
    茅原郁生著 蒼蒼社 7,140円
  *本書の狙いは2020 年の中国軍事力の予測にある。中国の核戦力と海・空・陸軍の軍事力予測を中核にし、安全保障環境、国防建設の政策・人的・物的環境要件、さらには正規軍を支える後備戦力や台湾の軍事動向などを考察している。

「もし風が見えるなら ルーチンとアキコ21歳の年齢差を超えて」
    安藤俊介著 ポプラ社 1,365円

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