2008年9月26日金曜日

速報[9月26日④]~これから入荷・発売する本

309889 『民国時期物価、生活費、工資史料匯編(全20冊)』
    全国図書館文献縮微複製中心 2008年9月刊 257,250円
 本書は、1920年代から新中国成立するまでの20数年間、当時の民国政府の行政院・社会部・農商部・中央銀行及び各省の経済調査局が、全国の100以上の都市及び一部の農村に対し、行った物価・生活費・賃金についての大掛かりな綜合調査のデータ及び関係する資料を影印収録する。米・麦粉・豆類・食用油・塩・砂糖・肉類・木綿の布・石油など生活必需品の物価、住居の家賃、採鉱・紡績・建築など業種の労働者及び公務員・技術者・教師・医者・看護婦・教授・技師・弁護士の収入や支出などが、リアルに記載されており...(続き)

307058 『清代軍事駐防档案(全9冊)』
    全国図書館文献縮微複製中心 2008年7月編 136,500円
 清代の軍隊は、主に八旗兵と緑営兵で構成される。正黄・正白・正紅・正藍・鑲黄・鑲白・鑲紅・鑲藍の軍旗を有する満族の軍隊八旗兵は、皇帝や宮廷及び首都北京の警備に当たった京営八旗と京畿・東北・内蒙古・江南などの地方に駐屯した駐防八旗に分けられ、徴兵された漢族の兵士から構成され、「営」を単位とした騎兵・歩兵・守兵及び水師を有した緑営兵は、各省に配置された。本書は...(続き)

309890 『儒林史伝(全70冊)』
    四川大学出版社 2008年12月刊 735,000円
 本書は、約3,000巻に分けて、26種類の「正史」(選録)及び100余種類の「別史」(全録)から集めた中国歴代の著名な儒学人物の伝記及び儒学の各流派の発展に関する資料を収録する。これらの歴史文献の性質は、概ね下記の3つに分けられる...(続き)

309891 『宋代貳拾名家題跋(全9冊)』
    全国図書館文献縮微複製中心 2008年9月刊 141,750円
 明末の学者毛晋(1599-1659)により創建された汲古閣は、宋代宮廷の蔵書及び金・元の典籍84,000冊を収蔵した著名な蔵書楼であり、《十三経》《十七史》《漢魏六朝三百名家集》《唐宋元人別集》《道蔵詞曲》など大量の精美な書籍を刊行し、「海内争伝汲古書」ほどのブームを起こした著名な書籍刊刻所でもあった...(続き)

309892 『中国辺疆行紀、調査記等辺務資料叢編(初編)』
    線装書局 2008年11月刊 630,000円
 本書は、清代及び民国時代の辺疆問題に関する200余種の文献を収録しており、その形式は、駅程紀行・山川河道及び交通道路についての記述・調査記・報告書・旅行記・日記・籌辺計画・会議記録・時評・概述などさまざまであり、内容は、概ね二種類に分けることができる。その一は、作者が自らの体験をもとに著述した行紀、調査記、旅行記、報告書などの一次的資料である。例えば、光緒32年に「考察蒙古遊牧事宜」の名義で喀爾喀地区に亡命しているダライ・ラマ13世を訪問した御前大臣博迪蘇が著述した《朔漠紀程》及び...(続き)

309893 『漢語音韵学文献大系(1900-2006)(全106冊)』
    馮蒸主編 線装書局 2009年初刊 1,224,300円
 漢語音韵学は、漢語言語文字学の基礎的学科であり、漢語史・漢語方言学・漢蔵語比較言語学及び文字学・訓詁学・語法学・古典文学・文献学・校勘学・考古学・民族学・地名学・中外文化交流史・中西交流史などの研究に極めて重要な役割を果たしている。しかし、漢語音韵学の関係資料は、夥しい数の文献に散在しているため、その研究に大きなハンデイをもたらしている。本書は、「総論」(5冊)、「上古音」(30冊)、「中古音」(30冊)、「近代音」(40冊)の4つの部分及び《索引巻》(1冊)に分けて、1900年から2006年にかけて国内外の1,000種近くの新聞、書籍、雑誌などに発表された...(続き)

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