2009年5月22日金曜日

速報[5月22日①]~これから入荷・発売する本

 
317358 『中国戯曲通鑑』
    王永寛編 中州古籍出版社 2008年11月刊 12,474円
 本書は、大量の史籍・文集・書画・文物などに基づき、前人の研究成果を踏まえ、《資治通鑑》の体裁に沿い、戯曲作家・戯曲作品・関係事件・社会的背景などの面から、中国戯曲の成熟期である元代の皇帝忽必烈が即位した中統元年(1260年)以降の中国戯曲発展史を記述する綜合的な戯曲史編年著作である。文学史研究の領域を広げ、戯曲研究史の一つの里程碑と位置づけられている力作である。

317455 『斉魯文化経典文庫(第一輯・全22種26冊)』
    斉魯書社 2009年4月刊 66,360円
 斉魯地区は、中華民族主流文化の主要な発祥地の一つであり、古来、孔子・孟子・荘子・墨子など中国の思想や文化に計りきれない影響を与えた先秦諸子を含む多くの思想家・文学者・科学者は、斉魯地区で活躍し、夥しい数の著述を残した。《斉魯文化経典文庫》は、その中から精選されたものを、現代標点本の形式で収録する。小説と戯曲を除いた作品には、注釈を加えており、先秦典籍には、現代文の翻訳を付している。第一輯は、...(続き)

317454 『二十四巻抄本聊斎志異(全2函24冊)』
    斉魯書社 2009年4月刊 70,560円
 《聊斎志異》は、清初の文人蒲松齢が著述した文語体の怪異小説集であり、神仙・狐・鬼・幽霊・化け物、不思議な人間や事柄などに関係した491篇の短篇小説から構成される。その多くは民間の話に取材しているが、特異な物語を描き出そうとする明確な創作意識を持って執筆されているため、...(続き)

317450 『仏学工具書集成(全40冊)』
    中国書店出版社 2009年6月刊 予価336,000円
 現存の経・律・論「三蔵」に関する翻訳文献は、5,000余種にのぼるが、その多くは、形・音・義の面において現代中国語とかなり異なる古代文語であり、難字や梵音も数多く含まれているため、仏学研究の大きなハンディになっている。本書は、歴代の仏学者により編纂された、《一切経音義》《慧琳一切経音義》《希麟続一切経音義》...(続き)

317449 『民国時期市政建設史料選編(全20冊)』
    全国図書館文献縮微複製中心 2009年5月刊 257,250円
 本書は、1920・30年代における北京・上海・広州・杭州・漢口・重慶・済南・鄭州・南昌・無錫などの市政建設に関する数多くの史料を影印収録する。その内容は、住宅・商店・工場などの場所の選択、道路・排水路・公共交通・病院・市場・食肉処理場の建設、街路灯の設置、街路樹の植栽、警察機関の配置などの広範囲にわたる。収録明細は、下記の通り。...(続き)

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