2009年5月27日水曜日
本日(5月27日)の新着和書~『東アジアの歴史 その構築』『立憲国家中国への始動』他
「アジア遊学 122 日本と《宋元》の邂逅 中世に押し寄せた新潮流」
勉誠出版 2,100円
「アジアが生みだす世界像 竹内好の残したもの」
鶴見俊輔編 SURE 1,785円
「漢語的不思議世界 空巣老人と男人婆」
一海知義著 筧文生著 林香奈著 岩波書店 2,415円
「簡牘名蹟選 1 湖南篇 1」
二玄社 2,310円
「簡牘名蹟選 3 湖北篇 1」
二玄社 2,310円
「東アジアの歴史 その構築」
R.ツェルナー著 植原久美子訳 明石書店 2,940円
*中国・朝鮮・ベトナム・日本、漢字文化や稲作を共有する東アジア地域の歴史を概観する。ヨーロッパ史のアレゴリーという理解から東アジア史を解放し、独自の時代区分を設定して歴史的特徴をつかみ取る。斬新な視点からとらえなおされた画期的な通史。
「何日君再来 あの日々はどこに」
牧野文夫著 文芸社 1,575円
「筆墨硯紙事典 知る!選ぶ!使う!」
天来書院編 天来書院 2,940円
「明治の漢詩人中野逍遙とその周辺 『逍遙遺稿』札記」
二宮俊博著 知泉書館 6,300円
「立憲国家中国への始動 明治憲政と近代中国」
曽田三郎著 思文閣出版 8,400円
*従来の単線・単純な辛亥革命史研究の枠組みを打開すべく、立憲国家中国の形成という観点から叙述する中国近代史。内閣制を中心とする行政制度の改革や、省制・省政の改革を軸に、大隈重信などの政治指導者や、有賀長雄のような伊藤系の法学者などの影響を具体的に把握することで、明治憲政の影響を動態としてとらえる。
「梁啓超とジャーナリズム」
陳立新編著 芙蓉書房出版 5,985円
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