2009年5月25日月曜日

5月23日の新着和書~『中国コメ紀行 すし故郷と稲の道』『孟嘗君と戦国時代』他

 
「中国コメ紀行 すし故郷と稲の道」
    松本紘宇著 現代書館 2,415円
  *現在、日本のすしは世界的ブランド。ただし、二千年前、中国での魚の保存食「なれずし」が元祖。その故郷を求めて秘境・雲南をはじめ各地を一人で訪ね歩く。すしのルーツは米のルーツへと繋がっていく。著者はニューヨークで最初の寿司店「竹寿司」を開業した人物。

「一海知義著作集 第9巻 漢詩の世界Ⅲ 中唐~現代/日本/ベトナム」
    一海知義著 藤原書店 8,820円
  *時代別・詩人別に作品を味読。白楽天や韓愈が活躍し、「韻文」から「散文」の時代に入った中唐以降現代までの中国の作品と、同じ漢字文化圏の日本・ベトナム作品を味わう。

「孟嘗君と戦国時代 中公新書」
    宮城谷昌光著 中央公論新社 756円

「病を治す哲学 伝説的医書『黄帝内経』の驚異 講談社+α新書」
    青島大明著 講談社 880円

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