2009年5月22日金曜日

速報[5月22日②]~これから入荷・発売する本

 
317431 『西安東漢墓(上下)』
    西安市文物保護考古所編 文物出版社 2009年4月刊 30,975円
 西安は、漢王朝が都を置いた古都長安であるため、数多くの漢代墓葬が残っている。《西安龍首原漢墓》《長安漢墓》に続いて刊行された本書は、近年西安地区で発掘された約100の東漢墓葬を詳しく報告する。上冊第一編「概述」部分は、西安の地理的位置・自然環境・歴史沿革及び墓葬の発掘や整理の過程を、第二編「墓葬資料」部分は、...(続き)

317386 『中華典籍聚珍:国家珍貴古籍特展図録』
    国家図書館古籍部編 浙江古籍出版社 2009年1月刊 14,070円
 国家珍貴古籍特展は、84の単位に収蔵されている吐魯番文書・敦煌遺書・宋代刻本・金代刻本・蒙古刻本・元代刻本・明代官刻本・明代坊私刻本・明清套印本・明清版画・明清活字本・清代官刻本・仏教典籍・稿抄本・影抄本・碑帖拓本・少数民族文献など計392種を展示した、新中国成立後、開催された最も大規模の古籍稀覯本の展覧会である。本書は、図録の形式でこれらの展示品を詳細に紹介する。「国家珍貴古籍特展展臏品目録」「蔵書印鑑」を付す。

317177 『台湾文献資料叢刊(全109冊)』
    人民日報出版社 2009年1月刊 2,100,000円
 近年、大陸と台湾の関係が著しく改善されていることなどによって、内外の学術界の台湾史料への関心は、ますます高まっている。《台湾文献資料叢刊》は、元台湾人文研究所所長周憲文(1907-1989)、台湾考試院院長楊亮功(1897-1992)、編集出版者呉幅員ほか多くの学者から構成される豪華な編集陣営が、1957年から1972年までに編纂された309種の著述を収録する集大成的な台湾文献資料集である。しかし、595冊の文献資料が15年間にわたって逐次に刊行されたこともあって、現在の台湾では、完全な《台湾文献資料叢刊》を収蔵しているところがあまりなく、大陸の研究者の目にこの資料集を触れることは、殆どなかった。この度、人民日報出版社が版元の台湾大通書局から版権を購入し、109冊の《台湾文献資料叢刊》「人民日報版」(影印本)を刊行したことは、内外の台湾問題研究者にとって、何よりの朗報であろう。...(続き)

317175 『銭穆全集(全60冊)』
    九州出版社刊 予価173,250円
 銭穆(1895-1990)は、清代の大儒章学誠の「六経皆史」の理念を継承し、通史・文化史・思想史・史学理論・史学研究方法などの面において多くの業績を収めた現代中国の史学界の大家である。本書は、1998年に台湾で刊行された《銭賓四先生全集》を底本とし、銭穆が残した74種の専門著作を網羅する。

317176 『漆侠全集(全12巻)』
    河北大学出版社 2009年3月刊 42,000円
 漆侠(1923-2001)は、中国古代経済史・中国農民戦争史・宋遼夏金史・宋学などの分野で多くの研究成果を収めた当代中国の著名な歴史学者である。本書は、下記の通りに漆侠のすべての学術著作・講義原稿・手稿を収録する。...(続き)

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