323787 『董其昌書画集』
【明】董其昌 著／劉江 編 中華書局 2009年5月刊 63,000円
董其昌（1555-1636）は、明代末期に活躍した文人であり、特に書画に優れた業績を残した。その書は、唐・宋・元の大家の長所を取り入れ、明快かつ優雅な風格を有するため、清の康煕帝と乾隆帝に敬慕され、清代において正統の書道とされた。...（続き）
323783 『金聖嘆全集（全7冊）』
【明・清】金聖嘆 著 万巻出版公司 2009年5月刊 12,600円
金聖嘆（1608-1661）は、「六才子書」である《離騒》《荘子》《史記》《杜詩》《水滸》《西廂》に鋭い評点を加えた明末清初の著名な批評家であり、奇矯な言動を伝える様々な逸話の持ち主であり、その最後も県知事追放運動参加の廉による刑死という劇的なものであった。本書は、巻頭部分に金聖嘆の画像や書法墨跡の写真12幅を、本文部分に...（続き）
323780 『蘇軾文集編年箋注（全8冊）』
【宋】蘇軾 著／李之亮 箋注 巴蜀書社 2009年12月刊 予価25,200円
通行本の《蘇軾文集》を土台に編纂された本書は、校点を経た原文→編年→詳細な箋注の順に蘇軾の文章を収録し、関係するほかの詩文は、「附載」部分に掲載される。
323957 『十三経注疏：清嘉慶刊本』
【清】阮元 校刻 中華書局 2009年8月刊 48,300円
清嘉慶20・21年、著名な学者阮元の主催により、刊行された《十三経注疏》は、《周易》《尚書》《詩経》《周礼》《儀礼》《礼記》《左伝》《公羊伝》《谷梁伝》《論語》《孝経》《爾雅》《孟子》など13部の経典に対する漢魏時代の古注や唐宋の学者の疏解を網羅する典籍として、後世の経学研究に大きな便利を提供している。本書は、嘉慶刊本《十三経注疏》の完全影印本。
323800 『達斡爾資料集・第9集（全2冊）』《達斡爾資料集》編委会、全国少数民族古籍整理研究室、黒竜江档案館 編 民族出版社 2009年6月 15,750円
約12万人の人口を有する東方地方の少数民族達斡爾（ダフール）族は、悠久な歴史と農耕文化を持ち、自然崇拝・トーテム崇拝・祖先崇拝を含めた原始宗教シャーマニズムを信仰してきたため、関係する歴史資料は、数多く残されている。《達斡爾資料集》は、これらの資料を網羅する大型資料集である。本集は、《達斡爾資料集》の「档案専輯」として、清康煕24年（1685年）から東北淪陥時期の昭和13年（1938年）までの档案資料約100点を収録する。
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