2009年11月26日木曜日

『中国政治体制100年-何が求められてきたのか-』~日本人は中国を理解しているだろうか?~

 
『中国政治体制100年-何が求められてきたのか-』
  深町英夫編 中央大学出版部 2009年11月刊 1,680円

現代中国の政治体制は20世紀初頭以来の100年におよぶ模索の結果として、今日の姿となっている。中国政治体制の過去から現在そして未来までを、7人の気鋭の歴史学者・政治学者(深町英夫、李暁東、金子肇、中村元哉、唐亮、高橋伸夫、斉藤道彦)が多角的に分析・討論する。一般読者にもわかりやすい中国理解のための最良の一冊。

《 目 次 》
 序  章 中国政治体制史をみる視座
 第一章 伝統・民意・民度―清朝末期の体制変革
 第二章 権力の均衡と角逐―民国前期における体制の模索
 第三章 自由・統制・秩序―国民党の大陸統治体制
 第四章 一党支配体制の歴史的使命―現代中国政治体制の変遷
 第五章 中国政治体制100年を巨視的に俯瞰する/討論
 終  章 近代中国政治体制の諸問題

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