2015年2月4日水曜日

速報[2月4日⑥] これから入荷・発売する本~『清宮武備図典』『梁思成林徽因影像與手稿珍集』他

 
395330 『中国西部文献題跋』
    王継光 著 蘭州大学出版社 2014年9月刊 5,500円+税
 本書は、《欧亜歴史文化文庫》の一つ。著者の長年の中国西部文献研究の中で書いた序、跋、題記類を集めた文集で、内容は研究テーマによって8巻に分けられている。...(続き)

395197 『清宮武備図典』
    故宮博物院 編 故宮出版社 2014年8月刊 16,200円+税
 本書は、《故宮経典》の一つで、故宮博物院に所蔵されている武具装備類の珍品286件(セット)を収録した図録。文字と写真の両面から、明清時期の皇宮における武具装備の規格と部隊の編制などを紹介する。

395260 『広元石窟内容総録・千仏崖巻(全2冊)』
    四川省文物管理局、成都文物考古研究所 編 巴蜀書社 2014年5月刊 6,600円+税
 広元千仏崖は、四川の最も規模の大きい石窟群。北魏時期から開鑿を始めた造像龕窟が最大13層を数えるほど密集しているこの石窟群は、1935年の川陝公路修築で約半数が破壊されたが、今でなお龕窟数百個が残されている。本書は、各龕窟の写真を掲載し、位置、年代、形式、造像内容、保存情況などを紹介する。

395215 『梁思成林徽因影像與手稿珍集』
    胡木清、黄淑質 主編 上海辞書出版社 2014年10月刊 4,080円+税
 本書は、林徽因の生誕110周年を記念して出版された梁思成と林徽因夫婦の初めての影像、手稿合集。上中下の三編に分けられ、上編には両氏の貴重な写真369枚、中編には両氏の手稿21枚、下編には両氏の子女による記念文章が収録されている。今まで両氏の家族より授権された唯一の公開出版物であることや、両氏の家族及び上海芸術礼品博物館、清華大学档案館などから収集できた影像、手稿の数量が多く、未公開の物も数多く含まれていることなどが、本書の特徴である。

395293 『憲章録校注』
    〔明〕薛応旂 撰/展龍、耿勇 校注 鳳凰出版社 2014年9月刊 8,690円+税
 《憲章録》は、洪武元年(1368)から正徳16年(1521)までの150年余りの歴史を記載。明代の政治、社会、経済、文化、教育、軍事、外交などの分野における5,400条余りの史実が収録され、《明史》などの不足も補える貴重な史料である。本書は、万暦二年(1574)の46巻刻本を底本、万暦二年の47巻刻本及び明重刻本を校本、明代実録、宝訓、野史筆記、碑銘などを参考に《憲章録》を整理、校勘。附録として、《憲章録》の著者薛応旂に関する伝記、碑銘、行状などの資料も収録。

395237 『中国河湖大典・西北諸河巻』
    《中国河湖大典》編纂委員会 編著 中国水利水電出版社 2014年8月刊 精 410頁 価格13,500円+税
 本書は、中国西北地区に位置する河川と湖に関する地理、歴史、環境、生態、農業、文化、経済、社会など多分野の史志資料を収録。図と文の両面から、これらの河川と湖の水資源や文化遺存、並びにその利用、保護、管理の歴史変遷と現状を紹介する。

395249 『明万暦潞安府志』
    〔明〕周一梧 等纂修 中華書局 2014年2月刊 51,920円+税
 本書は、明万暦40年(1612)版《潞安府志》の点校整理本。潞安府の古代人文、職官、人物、地理、風俗などを知るための貴重な資料である。