2015年3月24日火曜日

3月23日の新着和書~『〈異郷〉としての大連・上海・台北』『講談社実用中日・日中辞典』他


「〈異郷〉としての大連・上海・台北」
    和田博文、黄翠娥 編 勉誠出版 4,200円+税
  *〈異郷〉である東アジアの都市で日本人は「自己」と「他者」をどのように捉えたのか――。 中国大陸部を代表する港湾都市である大連と上海、台湾最大の都市・台北に焦点を当て、19世紀後半~20世紀前半の「外地」における都市体験を考察。日本人の異文化体験・交流から、政治史、経済史、外交史からは見えない新しい歴史から、「故郷」とは何か、「日本」とは何か、「日本人」とは何かを探る。

「駅からあるく♪週末台湾」
    翔泳社 1,480円+税

「記憶と忘却のアジア/相関地域研究 1」
    貴志俊彦、山本博之、西芳実、谷川竜一 編著 青弓社 2,600円+税
  *戦後70年が経過して、いまなお語り継がれる記憶と忘却の間際にある記憶が東アジアには点在している。戦争や災害の記憶を風化させず、ほかの地域でも教訓として活用するためにはどういう視点が必要か。京都大学の地域研究の成果から問うアジアの記憶のかたち。

「講談社実用中日・日中辞典」
    講談社 編 講談社 3,900円+税
  *中日+日中で11万1000語を収録。百科語・固有名詞を充実させた、中国語学習・旅行・ビジネスに役立つ実用辞典。親字の語義を、品詞がつく語義と、他の漢字と結びついて文の構成要素となる語義に分け、わかりやすく構成。

「こんなに弱い中国人民解放軍」
    兵頭二十八 著 講談社 840円+税

「巡航ミサイル1000億円で中国も北朝鮮も怖くない」
    北村淳 著 講談社 920円+税

「地球の歩き方 D01 中国 2015-16」
    地球の歩き方編集室 編集 ダイヤモンド・ビッグ社 1,800円+税

「中国人留学生のための法学・政治学論文の書き方」
    九州大学大学院法学研究院 著 中国書店 2,500円+税

「中国の反外国主義とナショナリズム アヘン戦争から朝鮮戦争まで」
    佐藤公彦 著 中国書店 3,600円+税

「定食ツアー 家族で亜細亜」
    今柊二 著 亜紀書房 1,500円+税

「帝国日本の技術者たち/歴史文化ライブラリー399」
    沢井実 著 吉川弘文館 1,700円+税

「ナグネ:中国朝鮮族の友と日本/岩波新書 新赤版1539」
    最相葉月 岩波書店 780円+税

「明月(クリスタルムーン)」
    蔡素芬 著/黄愛玲 訳/林水福 監修 桜出版 2,000円+税

「読む年表中国の歴史 よく分かる!」
    岡田英弘 著 ワック 920円+税

「琉球列島の「密貿易」と境界線 1949-51」
    小池康仁 著 森話社 5,600円+税