2015年3月30日月曜日

3月27日の新着和書~『漢簡語彙中国古代木簡辞典』『漢簡語彙考証』他


「アジア遊学 180 南宋江湖の詩人たち 中国近世文学の夜明け」
    内山精也 編 勉誠出版 2,800円+税

「越境するメディアと東アジア リージョナル放送の構築に向けて」
    玄武岩 編 勉誠出版 4,500円+税

「岡田英弘著作集 6 東アジア史の実像」
    岡田英弘 著 藤原書店 5,500円+税

「漢簡語彙 中国古代木簡辞典」
    京都大学人文科学研究所簡牘研究班 編 岩波書店 22,000円+税
  *中国西北地方で出土した5万点にのぼる漢簡(漢代の木簡)には、二千年前の行政・文書・書簡に実際に使われたことばの世界があった。それらの意味を解明し、辞典として編集。項目は約7000、語義ごとに典籍と漢簡の用例を併記、見出し字の画像も掲示する。東アジアの古代史、古典学、書道史の研究に不可欠の文献。

「漢簡語彙考証」
    冨谷至 編 岩波書店 9,500円+税
  *『漢簡語彙 中国古代木簡辞典』は、いかなる過程を経て結実したのか。2004年にはじまった京都大学人文科学研究所における共同研究の成果は辞典として集大成されたが、その項目がそぎ落とされた記述となるまでの、具体的な議論と考証の中身を明らかにする。漢簡概説、事項考証、語彙考証の三部からなる、『漢簡語彙』の姉妹編。

「漢詩をよむ 2015年4月~9月 中国の四季のうた 春・夏編」
    日本放送協会 編集/赤井益久 著 NHK出版 762円+税

「近代天津の「社会教育」教育と宣伝のあいだ」
    戸部健 著 汲古書院 11,000円+税

「習近平の肖像 スターリン的独裁者の精神分析」
    崔虎敏 著/宇田川敬介 訳・解説 飛鳥新社 1,111円+税

「植民地台湾の経済基盤と産業」
    須永徳武 編著 日本経済評論社 6,000円+税

「新版 標準 中国語 基礎編」
    上野恵司 著 白帝社 2,200円+税

「草原と鉱石 モンゴル・チベットにおける資源開発と環境問題」
    棚瀬慈郎、島村一平 編著 明石書店 3,700円+税

「正しく付き合う漢方 完全ガイド 2015」
    朝日新聞出版 815円+税

「幕末漢詩人杉浦誠『梅潭詩鈔』の研究」
    市川桃子 編著 汲古書院 13,000円+税

「「東アジア的教師」の今」
    東アジア教員養成国際共同研究プロジェクト 編 東京学芸大学出版会 2,400円+税

「歴史の「常識」をよむ」
    歴史科学協議会 編 東京大学出版会 2,800円+税