2008年10月22日水曜日

速報[10月22日②]~これから入荷・発売する本

310325 『中国文房四宝全集(1)墨』
    張淑芬編 北京出版社 2007年9月刊 19,950円
 筆・墨・紙・硯から成る「文房四宝」は、中国美術史の重要な構成部分であり、中華文明の伝承に極めて大きな役割を果たしてきた。本書は、多くの写真や図版を用い、各地の博物館の収蔵品から厳選された西漢以降の歴代の墨品及び墨模約200点を紹介する。

310326 『中国文房四宝全集(2)硯』
    張淑芬編 北京出版社 2007年11月刊 9,950円
 筆・墨・紙・硯から成る「文房四宝」は、中国美術史の重要な構成部分であり、中華文明の伝承に極めて大きな役割を果たしてきた。その中の硯は、独特の美しさを有し、詩・書・画・彫刻・金石芸術の結晶とも言える。本書は、多くの写真・図版・拓本を用い、各地の博物館の収蔵品から厳選された考古発掘の出土品や有名人の硯を含む西漢以降の歴代の硯品200余点を紹介する。

310327 『中国文房四宝全集(3)筆紙』
    張淑芬編 北京出版社 2008年7月刊 19,950円
 筆・墨・紙・硯から成る「文房四宝」は、中国美術史の重要な構成部分である。その中の筆と紙は、書写や絵画の道具として中華文明の伝承に極めて大きな役割を果たしており、造紙術は、火薬・羅針盤・印刷術と並ぶ中国古代科学技術の四大発明の一つである。本書は、多くの写真や図版を用い、各地の博物館の収蔵品から厳選された戦国・西漢以降の歴代の筆と紙約100点を紹介する。

310328 『中国文房四宝全集(4)文房清供』
    張栄編 北京出版社 2008年8月刊 19,950円
 文房清供とは、文鎮のような補助的な文房用品を指す。材質が、玉・石・金・銀・鉄・銅・琺瑯・竹・木・牙・角など様々であり、精美な造型を有するため、文玩とも称する。本書は、多くの写真や図版を用い、各地の博物館の収蔵品から厳選された漢代以降の歴代の文房清供260余点を紹介する。

310395 『新校互註宋本広韵定稿本(全2冊)』
    余廼永校 上海人民出版社 2008年9月刊 19,080円
 宋代の文字学者陳彭年が、《切韵》を補足するため、編纂した《広韵》は、26,194の中古時代の字音を平・上・去・入の順に収録し、字義を解釈する中国古代の最も重要な韵書である。本書は、1930年代に刊行された周祖謨の《広韵》校勘本に訂正を加えたものである。

310725 『凌志軍文集(全9冊)』
    凌志軍、馬立誠著 18,270円
 本文集は、《変化》《沉浮》《交鋒》《歴史不再徘徊》《中国的新革命》《聯想風雲》《追随智慧》《生長》などの著述を収録する。《変化》は、1990年から2002年までに起こった様々な歴史事件などの記述を通し、改革開放の潮流が中国にもたらした極めて大きな変化を掲示する。《沉浮》は、9つの章に分けて、「備忘手記」の形式で1989年から1997年に至る9年間の中国経済改革の困難に満ちた道のりを記述する。《交鋒》は、1990年代後期の中国で並存していた改革開放・教条主義・民族主義・封建主義・民主主義など5種の思潮の間に繰り返された闘争の実態を概括する。

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