2008年10月23日木曜日

『経典如皋』~江蘇省如皋市の最新地方志

 
『経典如皋』
  周光銀 方志出版社 2007年10月 7,350円

如皋(如皐)市は江蘇省南通市にある人口145万人の地級市。別称は雉皋・雉水・東皋。その歴史は古く、「如皋」の名は《礼記》や《左伝》を記した木簡・竹簡にも見える。東を黄海、南を長江に面し、近年経済発展が著しい長江デルタの要地に位置する。中国の花木盆景(盆栽)の産地としても知られ、“如派盆景”は“中国盆景七大流派”の一つに数えられている。過去には三国時代の武将呂岱、北宋の儒学者・教育家胡瑗、明末清初の文学家冒襄(辟疆)、清初の戯劇理論家李漁など、多くの人材を輩出している。また、伝統的に住民に長寿者が多いことで知られ、近年国外からも注目を集めている。
本書は2006年末(一部は2007年)までのデータにもとづき、如皋の社会・産業・歴史・文化・自然などについて記録した最新の地方志。図版・写真を多数収載。

目次:序 /今日輝煌 /史海鉤沈 /雉水風物 /名人響賢 /地名姓氏 /芸文集錦 /趣聞軼事 /文献輯録 /後記

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