2008年10月7日火曜日

本日(10月7日)の新着和書~『関東大震災下の中国人虐殺事件 史料集』『清末小説 第31号』他

「関東大震災下の中国人虐殺事件 史料集」
    今井清一監修 仁木ふみ子編 明石書店 18,900円
  *関東大震災の時、当時の東京府南葛飾郡大島町その他で多数の中国人労働者が殺傷された事件と、僑日共済会会長王希天の殺害事件を中心に、中国人の救護と送還、政府間交渉の経緯などに関する史料を幅広く収める。

「『魏書』食貨志・『隋書』食貨志訳注」
    渡辺信一郎著 汲古書院 6,300円

「清末小説 第31号」
    清末小説研究会 3,150円

「父が子に語る日本史」
    小島毅著 トランスビュー 1,575円
  *中国大陸や朝鮮半島、沖縄、北海道など周縁地域とのかかわりの中で記述された歴史の見方は一つでない事に気づかせるユーモア溢れる歴史副読本。国家形成のためにつくられた一国史的視点を超える歴史認識へのいざない。

「東洋古典学研究 第二十六集」
    東洋古典学研究会 2,500円

「フランセスの思い出 父と母と中国と」
    F.E.シャラー著 長田モト子訳 文芸社 1,575円

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