2010年11月12日金曜日

11月11日の新着書~『吉陵鎮ものがたり 台湾熱帯文学 1』『出土文献 1』他

 
【和書】

「記憶の地層を掘る アジアの植民地支配と戦争の語り方」
    今井昭夫、岩崎稔 編著 御茶の水書房 2,730円

「吉陵鎮ものがたり 台湾熱帯文学 1」
    李永平著 池上貞子訳 及川茜訳 人文書院 2,940円
  *中国北方の色彩と南方の風情あふれる「吉陵」は、汚物と血溜、殺戮に彩られた背徳と堕落の町だった。そこに救済はあるのか。リアリスティックな筆致ながら象徴と寓話性に満ちた現代小説の精華がここにある。

「「グローバルチャイナ」の現在」
    田雁、樋口謙一郎 編著 大学教育出版 2,205円
  *WTO加盟後の現代中国の政治・社会の課題を中心に、地域保護主義、封建的な制度と伝統、古い社会主義的な仕組みといった障害をいかに克服し、そして、公正な法制度の確立をいかに実現していくのかを考察。

「「書」と漢字 講談社学術文庫」
    魚住和晃著 講談社 1,008円

「中国近代詩における文学と国家 風と琴の系譜」
    鄧捷著 御茶の水書房 4,830円

「盤上遊戯の世界史 シルクロード遊びの伝播」
    増川宏一著 平凡社 2,940円
  *陸と海のシルクロードを伝って、盤上遊戯は人から人へと渡っていった。やがて奈良にいたる伝播の経路を検証し、人類の「遊び心」の壮大な歴史を描く。囲碁、将棋、チェス、麻雀…。遊びの来歴をたどる旅。

「咆哮する蒼き狼 台湾電子産業の新版図を開拓する」
    蘇元良 著 唐福隆、唐善恵 訳 新潟日報事業社 1,680円

「マニ教 講談社選書メチエ」
    青木健著 講談社 1,890円


【輸入書】

338467 「出土文獻 1」
    清華大學出土文獻研究與保護中心編 中西書局 4,998円

338505 「大義福禄壽暦書 2011年(民國100年)」
    劉徳義編著 臺灣大義 945円

337937 「漢語語序的歴史発展」 
    張赬 北京語言大学 3,528円

332362 「儒林外史彙校彙評」
    〔清〕呉敬梓著 李漢秋輯校 上海古籍 5,586円

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